このプログラムは、ファイル郡のアップロードを支援するものです。
upftp.plとの互換性はありません。
Webページの更新などにお使いください。
主な特徴を以下に上げます。
Perlが使える環境が必要です。
Net::FTPモジュールを使用。Win環境でしか動作しないかも。
当方ではWindowsXP + Avtive Perlでのみ動作確認しています。
パスワードの暗号化を行いたい場合は、Crypt::CBC,Crypt::Blowfishモジュールが必要です。
Active Perlがインストールされている環境では、DOSプロンプトで以下のコマンドを実行することによりモジュールがインストールされると思います。
ppm install Crypt-CBC
ppm install Crypt-Blowfish
パスワード入力時のキーエコーをなくしたい場合は、Term::ReadKeyモジュールが必要です。
Active Perlがインストールされている環境では、DOSプロンプトで以下のコマンドを実行することによりモジュールがインストールされると思います。
ppm install TermReadKey
コメントを参考にconfig/serverlist.txtを書き換えてや〜
コメントを参考にconfig/dirlist.txtを書き換えてや〜
serverlist.txt、dirlist.txtの設定が終わったら、upftp2.plを実行することができます。
引数にファイルやフォルダ名(絶対パス)を指定することで、そのファイル群を処理対象にします。
-tオプションを使用すれば引数からではなく、テキストファイルからファイルリストを読み込むことができます。
ワイルドカード(*?)にも対応しています。
正常に終了すると、config/date.datというファイルが生成されます。
これは対象ファイルをアップロードした日時が記録されているので、次回起動時にはこれより後に更新されたファイルのみをアップロードすることになります。
なんらかの原因でエラーが発生した場合は強制終了されます。
この場合はdate.datは更新されません。
初回起動時は全てのファイルがアップロードされるのを防ぐため、-nオプションを使うことをお勧めします。
-aオプションを加えたupftp2.plのショートカットをデスクトップにでもおいておくと良いでしょう。 ショートカットをダブルクリックするだけで、前回実行時以降に更新されたファイルだけをFTP転送してくれます。日々の更新はダブルクリック一回でOKです。
右クリックメニューの「送る」にupftp2.plを追加することで、より効率的にファイルをアップロードすることができます。
SendToフォルダ内にショートカットを置けばよいのですが、どうやら.plファイルのショートカットは反映されないみたいなので、代わりに付属のupftp2.pl.exeのショートカットをSendToフォルダに入れてください。
お使いのエディタにこのような機能があれば、アップロード作業が簡単になるでしょう。
ワイルドカードを用いることで、細かい設定が可能となります。
upftp2.pl c:/homepage/ # homepage以下のサブディレクトリまで処理対象
upftp2.pl c:/homepage/*.* # homepageディレクトリ内のファイルのみ処理対象
upftp2.pl c:/homepage/*.htm? # 拡張子.htm、.htmlのみを処理対象にしたい場合
ちなみに、特定のファイルだけアップロードしたくない場合はFilterを用います。
実行時にコマンドラインオプションを指定することができます。
設定ディレクトリを指定します
このオプションを省略した場合、configディレクトリが対象になります。
upftp2.pl -c my_config
引数の代わりに、テキストファイルからファイルリストを読み込みます。
ファイルリストは絶対パスで改行区切りです。
upftp2.pl -t upfiles.txt
全転送モードとなります。dirlist.txtのLocalDirに書かれている全てのファイルを対象にします。
無転送モードとなります。FTP接続は行いませんが、date.datファイルだけが更新されます。 date.datファイルがないとき(主に初使用時)にdate.datファイルだけを作成するときに使用します。 初使用時は-uオプションとの併用をすると便利でしょう。
upftp2.pl -a -n
強制転送モードとなります。最終更新日(date.datファイル)に関わらず、FTP転送を行います。
パスワードを暗号化します。要Crypt::CBC,Crypt::Blowfishモジュール。
upftp2.pl -p abc123
--> CryptPass 52616e646f6d495696f42a2ed93327915fccdbd45dcde4f1
これによって得られたCryptPassを、serverlist.txtで、Passの代わりに用いてください。
とりあえず何らかの不都合があっても一切責任を持ちません。自己責任で。
最新版のプログラムはYaya a gogo!!で公開予定。
開発状況はたわごとでいろいろ書いていると思います。
バグ報告はBBSでおながいします。