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菜「えーっ!?私と同じ大学行くの!?」
菜奈と理央の志望の大学が一緒だった事に、驚く菜奈。
理「……なんだよその嫌そうなリアクション」
菜「嫌じゃないけど……私で行けるかどうかわからないのよ?」
理「うっ…」
菜奈の学力でギリギリなのだから理央の学力では無理に近い。
菜「理央でも行ける大学とかあるんだし…」
理「あるだろうけど、俺はお前と一緒の大学に行きたいんだよ」
理央のこの言葉がこの大学を選んだ理由。
理「あんだよ、菜奈は一緒に行きたくないのかよ
菜「そ、それは……行きたいけど…」
それは菜奈も一緒。
菜「でも……これから大学受験だけどすごく大変よ?別に無理しなくても…」
理「…お、俺がいない大学で他の男と喋ってるのなんか見たくねえんだよ…」
菜「え………」
付き合うようになってから自分の気持ちを偽る事をやめた。
幼馴染だからすぐにわかるだろうけど、嘘はつきたくなかった。
理央の本音にみるみる赤くなる菜奈。
菜「あ…あたしだって他の女の子と仲良くしてるのなんて見たくないもん…」
そして菜奈も本音を打ち明ける。
理「う……そ、そうか…」
菜「が…頑張ろう…ね」
理「あ、ああ…」

しかし、言葉とはいい加減なものだ。
理「げ、限界…」
脳みそがプスプスと音を立てる。
菜「えーっ!?まだ30分しかしてないのよ!?」
先行きがすごく不安になる菜奈だった。

後書き

今回のタイトルはリート表記です。
電卓でこの数字を打ち込めばなんて読むかわかると思います。
携帯やPCではなく普通の電卓が一番読めます。
受験勉強はずいぶんと昔のように感じます。
それでも自分の知識の成長にはなったと思ってます。
自分の知識の成長になり、その知識が未来の自分に役立つものなら勉強だと自分は思ってます。
……さて自分はちゃんと勉強したんでしょうかね(知らねえよ)。
それでは次回にて。

今回のコラムはこちらっ