菜「りお………」
ぽふっと菜奈をベッドに寝かせ、今夜も戦闘開始となる。
ふと、部屋の明かりに気づいた。
そういえば暗くないと菜奈はダメだった。
とりあえず豆電球サイズの明るさなら良かろう。
初体験の時は壊れて点かなかったが、さすがに直っているだろう。
くいっと電気の紐をひっぱる。
ひっぱる前の蛍光灯は2つある内の1つだけ。
一回だけひっぱれば豆電球になる。
しかし、またしても暗黒が部屋を覆う。
理「……菜奈、まだ豆電球換えてないのか?」
菜「あ、うん……別にいいかと思って」
現にこうなっているのだから良くは無い。
理「………………」
素早く2回紐をひっぱる。
無灯を飛び越えて蛍光灯が2つ点き、部屋の明るさは全開になった。
理「このままやるぞ」
菜「えっ!?」
菜奈はぎょっとした。
理「以前風呂場で全部見たしいいだろ?」
菜「よっ、良くないもん。恥ずかしい!」
予想通りの反応。
しかし、最初の時と違って菜奈をその気にさせる知識や経験がある。
理「じゃあその気にさせる」
両腕を軽くつかんで菜奈の躰を固定させ、菜奈の耳元に顔を近づける。
菜奈は耳が性感帯である事は卒業式の時にわかった。
あの時は『なんとなく』で耳を舐めたが有益な情報だった。
かぷっと耳を甘噛みした。
菜「やっ、やだあ!そこ弱いよお!」
抵抗しようにも両腕をつかまれているため手は使えない。
躰をよじろうとするが、その動きに合わせてこちらも追う。
菜「んっ……やあ……んんっ………ひぅっ……」
甘噛みと舐めの舌撃に徐々に菜奈の声が甘くなってくる。
菜奈のテンションは瞬間湯沸かし器のようにすんなり上がる。
例えば、『股を開いて股間を見せてくれ』と言うと、
「やだ!絶対やだ!」
「や…やだよそんなの…」
「………できないから……理央……やって」
「…………うん」
「理央…………みてぇ…」
という段階も無視していきなりトップギアに入る。
要は『その気』にさせれば抵抗は止めるという事だ。
耳の甘噛みでだいぶ弱ってきているはず。
菜奈のパジャマの上着のボタンをぷちぷちと外していく。
菜奈の抵抗は全くといっていいほど無かった。
続けてズボンも下ろす。
あっという間に下着姿になる。
…………ちょろいなあ、この娘さん。
まあ徹底抗戦されるよりはマシなのだが。
ブラを外そうと、菜奈の背中に手を回し、ホックを外す。
ブラを取って菜奈の胸を拝もうとした時だった。
菜奈が咄嗟に両手でそれぞれの胸を掌で隠した。
いわゆる『手ブラ』だ。
理「お前……まだ抵抗すんのか」
菜「うー……」
菜奈は半べそになりつつもこちらを睨む。
せめてもの抵抗なのだろう。
ただし、菜奈は防御手段を間違えた。
手ブラは『イージスの盾』とも言える。
しかし、その防御は胸『だけ』。
下半身は隙だらけ。
さっとパンツを下ろす。
菜「あ……ああ……」
菜奈も自分の判断ミスに気付いたようだ。
しかし時すでに遅し。
下半身は完全に露出した。
…ダメ押しといくか。
菜奈の腰を両手で持ち、一気に持ち上げる。
菜「ひゃあっ!?」
いわゆるまんぐり返しの体勢になり、菜奈からは大事な割れ目がモロに見えるだろう。
抵抗しようにも両手は胸の防御でいっぱいで、両足もこちらの両手でホールド。
お互い手は使えないが、こちらは頭が使える。
すうっと深呼吸して、口を割れ目に接触させ、一気に吸った。
じゅちゅううううっと下品な音が部屋の中に響く。
菜「やあっ、やめぇぇぇぇぇっ!?」
目の前で割れ目が犯される光景はさぞや淫靡だろう。
菜「やらっ、やらっ、やらああ!」
菜奈の懇願も無視して呼吸が続く限りの口撃をする。
息が続かなくなってきたので口を離すとぬとぉっ、と液が糸をひいていた。
一方、菜奈の方はこちらの唾液なのか菜奈自身の愛液なのかはわからないが顔にポタポタと垂らしていた。
菜奈の顔は軽い絶頂を迎えたらしく、はあはあと荒い呼吸をしていた。
……そろそろいいかな。
まんぐり返しの体勢を解き、再び仰向けの姿勢になった。
理「菜奈……股を開いて見せてくれ」
さて、菜奈の態度は…。
菜「うん………みてぇ…」
菜奈は自らの指で割れ目を目いっぱい広げてこちらに見せた。
うん、最高潮。
卒業式の時にも見た事はあったがスカートの中での行為だったのでやや薄暗かった。
しかし今回の部屋の明るさは最大になっており、文字通り丸見えになっている。
さらに菜奈がくぱあと広げて見せてくれているので中までハッキリと見える。
理「うーん…女の子の中身ってこんなんなってんのか」
菜奈の荒い呼吸と共に動き、まるで生きているかのようだ。
女体の神秘とはこういう事か。
菜「あぁ……りおにぜんぶ見られちゃってる…」
以前風呂で全身を眺める事ができたが今回はそれ以上を露出している。
興味ないがお尻の穴も見える。
さて、眺めるのはここまでして一気に終わらそう。
自分のモノを握り、菜奈の割れ目に当てる。
理「入れるぞ」
菜「りぉ………はやくぅ…」
菜奈のおねだりに応じるように一気に中に挿入した。
菜「んぁぁぁあーっ!」
菜奈の悦びの声が上がる。
改めて菜奈の全身を眺める。
こちらのモノをおいしそうに咥えている割れ目。
小さいながらも膨らみがあり、先程から主張を続けている先端を含めた可愛らしい胸。
性行為に悶える菜奈の貌。
ある意味でやっと菜奈の全てを拝めた気がする。
あとは菜奈を絶頂に迎えさせるだけ。
腰の動き始め、菜奈の奥を突く。
菜「ひぃぃっ、んぁぁっ、ゃああっ!」
菜奈にとって今回は露出の極みともいえるシチュエーションのためか、喘ぎ声というより悲鳴のような声だ。
また、声だけでなく菜奈自身の中も今までで一番熱く、ねっとりしている。
情けない事にそれによって自分の限界もすぐだった。
射精感を懸命に堪えつつ、一気にスパートをかける。
菜「りおっ、りおぉぉっ!」
菜奈の声で終わりが近い事を理解した。
菜奈の中がこちらをぎゅうっと締めつける。
それに応じるように射精した。
菜「ああっ…あぁぁーっ!」
菜奈もこちらの射精に答えるように絶頂を迎えた。
菜「うー…」
行為を終えたのだが菜奈はむっとしていた。
理「何だ、裸見られてむっとしてんのかよ」
菜「それもそうだけど…」
なんとなく察した。
割れ目を開いて見せてほしいというリクエストにあっさり応じてしまった事を反省しているのだろう。
いわばノリでやってしまった。
理「まあ俺は菜奈の胸とか好きだぞ。形も好みだし」
菜「そ、そう?えへへ」
ちょろいなあ、この娘さん。
菜奈は機嫌が戻ったようで、パジャマを着ようとしている。
…………………。
理「あ、菜奈。着衣ショーを希望します」
菜「……着衣ショー?」
理「着ていくのを見たい。ストリップショーの逆版」
菜「…………そんなの見たいの?」
頭に『?』が浮かんでいるようだ。
理「うん」
菜「いいけど、普通に着るだけだよ?」
理「それで十分」
菜奈はパジャマと下着を持ってベッドから降りる。
菜「じゃあ、パンツからね」
理「あ、後ろ向きで」
菜「……前じゃなくて?」
理「ぶっちゃけ尻を拝みたい」
そういえば後背位での行為をした事が皆無だった。
菜「……まあ、いいけど」
菜奈は後ろを向く。
高校時代に入浴中にも関わらず開けてしまって見て以来のお尻。
………やっぱり菜奈の尻って可愛いなあ。
丸みを帯びていて撫でまわしたくなる。
多分無許可で撫でたらビンタされるんだろうなあ。
パンツを履いて、次はブラ。
理「あ、次も後ろで」
菜「!?」
更に菜奈の頭に『?』が出る。
これはただ単にブラのホックを留めるところを見たい。
ブラの肩紐を腕に通し、ホックを留める。
菜「ズボンは?」
理「んー、後ろ」
菜「…………」
菜奈はこちらの考えを理解するのをやめたようだ。
これはまあお尻のラインがパジャマによって消えていく様子を見たいだけ。
ズボンを履いて、最後は上着。
理「それは前」
菜「こ、これは前なんだ…」
後ろ一択と思っていたようだ。
それだったら『全部後ろ向きで着替えてくれ』と頼む。
上着の袖を通し、肌の露出が狭まり、胸元からお臍の縦のラインのみ。
ボタンを上の方からはめていき、ブラ、鳩尾、臍と肌が隠れていく。
着替え完了。
そして菜奈が顔を赤くして一言。
菜「……………変態」
理「着ているところ見てるだけで変態なのかよ!?」