あとがき

今回は『最低レベルの猟奇』というコンセプトでした。
猟奇という言葉を見たり聞いたりしてどんなイメージをするのかは十人十色でしょう。
ただ、ショーという形にする事で猟奇の美学をぶち壊す存在になったのではないかと思います。
今作のキャラクターの名前には共通点があり、名字に『し』がある人物が死ぬようにしています。
死ぬ順番も『し』が一文字目にある東雲由紀子から…という感じで。
郷田琴美が生き残ったのもその理由の一つですが、『琴美』→『ことみ』→『みこと』→『命』と名前をアナグラムにしていたからです。
このプロジェクトでは名前に意味があるように考えてます。
その作品でしか生きられないからこそ意味をもたせるべきだと思うのです。
それでは次回にて。