アナタのためにボクがいる・ボクのためにアナタがいる

ふと、こんな風に思ったりする。
俺がいないとダメな綾。
そんな時はほとんどないが、そんな時があるとそう考える。
『俺がいないとダメなんだな』
そう言いたくてしょうがない時があった。
独占…だろうか。
欲望と言った方がいいのかもしれない。
俺がいないと何もできない綾。
もしかすると、俺はそんなイメージで見ているのかもしれない。
そんな欲望を、持っているのかもしれない。

でも本当は、綾がいないとダメな俺なのかもしれない。

後書き

通常とはちょっと違った小説になりました。
どちらかと言うと詩っぽいですけれども。
独白と言うんですかね?こういうのは。
人それぞれ理想のイメージがあるわけですが、ここでは単純すると『あなたなしでは生きられない』という事です。
以前の事故からこのような思いができたわけですが、もし、事故のエピソードがなかったらどうなっていたのでしょうか………。
それは2人にとって余計な詮索でしょう。
無論、俺自身にとっても、です。
ちょっとシリアスになりましたが次回は相変わらずでしょう(笑)。
それでは次回にて。