綾と涼 後編
あなたと僕とのさびしさを
重ねるようにして口づける

1月8日、午後10時。
綾「………どうか……しましたか?」
涼「………うん、ちょっと、ね」
月の光が綾さんの顔を照らす。
今まで見た中で一番色っぽく感じた。
俺と綾さんの間は布団と廊下の距離から、お互いの息遣いが聞こえる距離まで縮んだ。





1月8日、午前7時。
パチリと目が覚めた。
寝た時間はいつもより短いが、ぐっすり眠れた。
久々に気持ちのいい朝を迎えた気がする。
横を向くと、綾さんがいた。
綾「すー………」
かわいらしい寝息をたてて寝ている。
俺は起こさないように布団から出た。
軽く背伸びをして、廊下に出る。
庭を見ると、雀が何羽かいた。
……………そういえば…。
昨日、押入で見つけたメモ用紙の隅に、エサは庭の用具入れに、と書かれてあった。
昨日は最初見た時、何の事かわからなかったが、多分このことを言っているのだろう。





それじゃ、エサをまくとするか。
庭を少し探すと、用具入れらしきものを見つけた。
用具入れの戸を開けると、まず肥料が目に入り、次の花の種、そして小鳥のエサだった。
これだな。
小鳥のエサを一袋取り出し、さきほど雀がいた所へ戻ることにした。


先程の所に戻ると、まだ雀はいた。
さっきより増えている。
おそらく、おじいさんはエサをやるのが毎日の日課になっているのだろう。
俺は廊下の所に座ってエサの入った袋を破って、パラパラとまく。
その直後、雀はすさまじい勢いでエサを食べていった。
よっぽど腹が減っていたのだろう。
再びエサをまいた。





食べる、減る、まく、増えるの順番をしばらく繰り返していると、後ろから足音がした。
多分、綾さんだろう。
後ろを振り向くと、予想通り綾さんがいた。
涼「おはよう、綾さん」
綾「おはようございます、涼さん」
お互いにあいさつをして、綾さんは俺の横に座った。
涼「起こしちゃった?」
綾「いえ……」
涼「ん、そっか…」
綾「…あの……」
涼「え」
綾「眠れ……ました?昨日……」
綾さんは顔を赤らめた。
まあ、あんな状況じゃ…ね。
涼「うん、眠れたよ。綾さんのおかげさ」
綾「えっ?」
涼「綾さんの寝顔を見てたら、なんか気持ちよさそうに寝ていたから、つられて眠っちゃったよ」
綾「………………」
綾さんはさらに顔を赤くした。
俺は寝る寸前の事は言わなかった。
まさか寝顔を見て欲情してきたなんて言えるわけがない。





それからしばらくして、朝御飯にした。
朝御飯のメニューは御飯、味噌汁、おひたし、魚焼きに卵焼きだった。
どことなく懐かしい感じがする味だった。





そして、昼を迎え、昼御飯を済ます。
あっという間に時間が過ぎていく。
やることもないので、掃除をすることにした。
とりあえず廊下を拭いて、部屋をほうきではく。
綾「手伝いましょうか?」
綾さんが来てくれた。
涼「うん、頼むよ」
綾さんは先程拭いた廊下にあるバケツを取ろうとした時、
床がまだ乾いていないため、足をすべらし、バランスを崩した。
綾「きゃあっ!」
涼「綾さんっ!」
幸い、俺は綾さんの近くにいたため、転びそうになった綾さんを抱き止めた。
綾「あ、ごめんなさい、涼さ…」
気がつくと、俺は綾さんを強く抱き締めていた。
なぜ?
体が勝手に動いて、ほとんど本能に近い状態だった。
どのくらい抱いたのかわからない程時間が経って、
綾「あ、あの……涼さん…」
涼「えっ?」
綾「離して…………くれませんか?」
状況が把握できず、綾さんと顔を見合わす。
綾さんは顔が真っ赤だった。
涼「あっ」
綾さんを顔を見た瞬間、我に帰った。
すぐに俺は綾さんを離した。
涼「ご、ごめん…」
綾「い、いえ……」
何をやっているんだ、俺は。
綾さんを抱くなんて。
昨日の夜からだ。
………綾さんを抱きたいというのか?俺は。
けど、一方的すぎだ。
綾さんが困ってしまう。
………綾さんは、どう思っているんだろうか。




晩御飯をすました後、
涼「綾さん」
綾「はい」
涼「今日の昼の事だけど……」
綾「あの事でしたら、怒っていませんから、気にしないでください」
涼「いや、そうじゃないんだ」
綾「えっ?」
涼「俺、綾さんを…抱きたいんだ」
綾「……………」
涼「事故のせいなのかな…綾さんが遠くへいきそうな感じだった……」
綾「……………」
涼「俺…綾さんのいない人生なんて耐えれないよ…」
綾「涼さん……」
涼「ねえ、綾さん……」
綾「は、はい…」
涼「綾さん……君は…どう思っているの?」
すると、綾さんは両手で俺の手を持ち、胸に当てた。
ふわ、という柔らかい感触が手にあった。
涼「あ、綾さん…」
なんとなく、赤くなったのがわかる。
綾「涼さん……私が事故の後に意識を取り戻した時のこと、覚えていますか?」
俺は無言でうなづいた。
綾「あの後、私…泣いたんです」
涼「えっ!?」
綾「生きていたという事に嬉しくて泣いたんじゃなく、また涼さんに会えることが嬉しくて……」
涼「綾さん……」
綾「私も……涼さんに抱かれたい………」
涼「……綾さん…」
きゅっと綾さんを抱く。
涼「…………ごめん、綾さん…俺のワガママに……」
綾「いいえ……」
ちらりと時計を見た。
涼「…10時頃で、いい……?」
綾「はい…………」








午後9時50分。
不思議と気分は落ち着いていた。
とりあえず深呼吸をする。
そして、少し待つと、綾さんが来た。
綾「………どうか……しましたか?」
涼「………うん、ちょっと、ね」
月の光が綾さんの顔を照らす。
今まで見た中で一番色っぽく感じた。
俺と綾さんの間は布団と廊下の距離から、お互いの息遣いが聞こえる距離まで縮んだ。
涼「本当に………いいの?」
庭に栽培されている植物にも聞こえないほどの声で聞いた。
綾さんは何も言わずにうなづいた。
涼「綾さん…………」
そして俺は長いキスをした。




そのままゆっくり押し倒し、綾さんを寝かせた。
綾さんはコレに関してはシロだ。
俺がリードすることになる。
無論、俺も初めてだが。
再びキスをする。
今度は首筋にキスをする。
綾「んうっ………あっ…」
甘い声が聞こえた。
キスの間、上着を脱がせていった。
パジャマのボタンを外していく。
残ったのは白いブラだけだった。
白いブラは綾さんらしかった。
そして、手を綾さんの背中に回し、ブラのホックを外した。
小振りではあるが、張りのある胸があらわになった。
俺は右手でやさしく胸をさわる。
心地よい柔らかさだった。
綾「あん……や…ぁ…」
そのままリズミカルに、上、下、時には回すような感じで揉む。
綾「んぅ……んん……ふぁ…」
ふと、先程から、疑問に思った。
……もしかすると、我慢している?
ま、そりゃ聞こえたら恥ずかしいだろう。
でも…俺は……綾さんの全てが見たい。
涼「綾さん…」
俺は耳元でささやいた。
涼「我慢しないで…声、出していいよ」
綾さんは恥ずかしながらもうなづいた。
余った左手を、下の方に持っていく。
そのまま、パジャマのズボンの中に潜らせていく。
その途端、ビクッと体が動いた。
きっと怖いのだろう。
その恐怖を取り除かないと。
涼「大丈夫…怖がらなくてもいいよ」
綾「………………はい…」
それを聞いて安心したのか、体から力が抜けたようだ。
ズボンを脱がす。
綾さんに残ったのは下半身を守るショーツのみとなった。
色はブラとおそろいの白。
胸を揉むのをやめ、右手をすーっとなぞるように下の方へ運んでいく。
綾「んん……ぁん……」
そして右手をショーツの中に入れた。
割れ目のまわりの部分をなでるように触る。
綾「あっ……あん……は…あ…っ」
そして、少しずつ中心の方へ。
綾「んぅ……あぁ……や…ぁ…」
そして残った左手でショーツを下ろした。
体を下の方にずらす。
綾さんの下半身をのぞくような格好になった。
綾さんは見られていることに気付き、顔を赤くした。
綾「……や…ぁ………見ないでぇ……」
今にも泣きそうな声で言ってきた。
俺はその頼み事を無視し、右手で割れ目をひろげ、左手で中の部分をいじるように愛撫していく。
綾「あ…っ……やぁ…んっ………あん……」
そして、俺は顔を近づけ、割れ目の部分を舐めていく。
綾「…やっ……そん…な…汚っ……ふぁ……ああっ……!」
……そろそろだろうか。
入れようと思ったが、ふと、ある事に気付いた。
ある事とは、処女膜だ。
かなりの痛みが綾さんに襲うだろう。
どうするべきか……。
涼「綾さん……」
綾「は……は…い……」
非常に弱々しい声だった。
もし入れたらこれ以上になるのかもしれない。
俺は人差し指を出す。
涼「もし、痛かったら……強く噛んでくれ……もしなんだったら噛みちぎってもいい」
綾「え…?」
涼「この後する事は綾さんにとってかなりの苦痛だ」
綾「……………」
涼「綾さんだけ痛い思いをしていたんじゃ不公平だ…」
すると綾さんは俺の手を握って、
綾「私は大丈夫です……涼さんの好きなようにしてください……」
綾さん……………。
涼「わかった…でも、痛かったら言ってほしい………」
綾「はい……」
自分のを取り出し、綾さんの割れ目に少しずつ入れていく。
やや抵抗感はあったが、ゆっくりと入っていった。
綾「ん…痛っ……!」
涼「だ、大丈夫?」
綾「え…え、なんとか……」
涼「もう一度、いくよ」
再び入れるが、途中でつまるような感覚だった。
多分、処女膜だ。
綾さんにはきついかもしれない。
けど………。
涼「綾さん、我慢してくれ」
綾「えっ……んんっ!」
綾さんの口を自分の口で塞ぎ、強引に入れる。
つまりような感覚があったが、強引にねじ込む。
綾「―――っ!」
痛々しい声が部屋の中に響いた。
今までに聞いたことにない声だった。
綾「っ……はあ……はぁ………」
さっきよりも声が弱々しい。
涼「綾さん…大丈夫…?」
綾「え…え……大丈…夫です……」
大丈夫なわけがない。
あんな声を出して平気なわけがない。
涼「ごめん…綾さん………痛がらせて…」
綾「わかり……ました?」
涼「あんな声なら、わかるさ」
瞬時に綾さんは顔を真っ赤にした。
おそらく、あんなみっともない声を出してしまったからなのだろう。
その表情に、俺はくすっと微笑んだ。
綾さんらしい。
そんな所にかわいさを、そしていとおしく感じた。
もう処女膜は破ったから、ある程度は痛くなくなっているはずだ。
涼「もう痛くはないだろうけど、もし痛かったら言っていいから……」
綾「は…はい」
俺はゆっくり動かす。
綾「んん……は…あっ……」
動かすたびにリズムよく声が漏れ出す。
綾「あっ……んぅ………あぁんっ……いっ……あっ……!」
少し動きを速くした。
綾「…ああっ……やっ…ふぅ…ん…っ…」
声が小刻みになってきた。
綾「…あっ…んぅっ……まっ……待っ…て…」
涼「え?」
綾さんの声でピタッと動かすのを止めた。
綾「…そ…その…うまく言えないんですけど……何か怖くて……」
…怖い?
………ああ、多分絶頂寸前だったんだ。
このような快感の連続は体験したことはないはずだ。
それに、絶頂の感覚は綾さんにとって未知だ。
だから怖いと思ったんだ。
涼「大丈夫だよ……怖がることはないさ」
綾「え……で…でも…」
涼「……じゃあ、やめる?」
俺はわざと意地悪な言い方をした。
初めてでも、少しは気持ち良かったはずだ。
『もう少しだけ』という欲があるはずだ。
それは綾さんとて例外ではない。
綾「……………………………もう少しだけ…………続けてください……」
うつむいて、非常に小〜さい声で言ってきた。
こういう風に素直に言うのが綾さんらしかった。
綾「あの……抱いていいですか?」
きっと、抱くことによって安心感を得たいのだろう。
涼「……うん」
綾さんは俺の首に腕を回した。
涼「…じゃあ、さっきより…動くよ」
綾「は…はい…」
動かすのを再開した。
綾「…あっ……んうっ…はっ…やあ…ん」
きゅっと綾さんの腕が俺の首に締まる。
綾「やぁ……あふぅ……はあ…んっ…!」
下半身がしびれてきた。
そろそろ自分も、だな。
動きを早くする。
綾「やっ……私っ………これ以…上……ああっ!」
一瞬、綾さんの体がびくっと震えた。
そして俺も、中に射精した。
綾「んっ…あぁ……!」
抱きつく力が一瞬強くなったと思ったら、ふっと力が抜けた。
見ると、綾さんは気を失っていた。
絶頂による失神か。
頭の中が真っ白になったという体験談はあるが、失神か………。
苦痛によるものだったのか、快楽によるものだろうか。
……後者でありたい。
辺りを少し見回す。
する前と同じ情景だった。
変わった物といえば、時計の針の位置ぐらいだ。
時計の針は10時半を指していた。
あと1時間半、か。
今のうちにアレを持っていこう。
そう考え、俺は布団から出て、目的のものを取りにいった。







11時55分。
まだ綾さんは気を失っていた。
そろそろだ。
俺は軽く綾さんの肩を叩いた。
それに気付いたようで、綾さんのまぶたが動いた。
綾「涼さん……」
綾さんが起き上がるが、
綾「あっ…」
今の自分の格好に気付いて、手で胸元を隠した。
さっきの行為ですでに見られていたが、正気に返った途端に恥ずかしくなったようだ。
すぐに俺はシーツを取って、それを綾さんに羽織らせる。
綾「あ…、ありがとうございます」
胸から下の方をシーツでまくと、綾さんが聞いてきた。
綾「あの…………どうでした?」
涼「え?」
綾「…でっ……ですからっ………その……」
……ああ、そういう事か。
とはいえ、どんな言い方をすればいいんだろう。
だが、考えるよりも口を動かす方が早かった。
涼「んー、かわいかった…、というより色っぽかったといった方がいいかな……」
……完全に本音が出た。
綾「えっ……そんな…………」
案の定、綾さんは真っ赤になった。
それも、今までで一番の赤面だった。
涼「…………」
綾「…………」
まずい……すごい気まずい雰囲気だ。
なんとか話をそらそうと、時計を見た。
11時58分。
そろそろか。
涼「あ、そうだ。綾さんに渡したい物があるんだ」
綾「渡したい物……ですか?」




11時59分。
涼「うん」
そういって俺は、布団の側にあった紫色の入れ物を持って、それを綾さんに渡した。
綾「これは………?」
涼「開けてみて」
綾「はい」
綾さんが箱を開けた。
そして時計の3つの針が一直線に並んだ。



1月9日 0時00分。
涼「誕生日おめでとう、綾さん」
綾さんの開けた箱の中身は、指輪だった。
綾「……………涼さん…」
涼「うん……ここしばらくバイトしててね」
綾「で…でも……こんな高そうな……」
涼「……高そうなのにしたのは、もうひとつ理由がある」
綾「え…」
俺は深く深呼吸した。
涼「…これは………………婚約指輪なんだ」
綾「…………!」
涼「俺は、綾さんと違って庶民だ。でも、そんな貧富の差なんて関係ない。俺は………あなたを愛している」
綾「……………」
涼「綾………さん?」
その時、綾さんの目から涙がつうっと流れた。
綾「ごめんなさい……嬉しいのに………なんで…涙が…」
綾さんは涙を拭うが、涙は止まることなく溢れ出る。
そんな綾さんがいとおしく見え、たまらず俺は綾さんを抱いた。
綾「ありがとう……涼さん……」
ふと、綾さんの言った言葉に気付いた。
涼「これで……二度目だね」
綾「え?」
涼「綾さんが敬語抜きにしゃべったのを………」
綾「あ……ごめんなさい……」
涼「いや……いいんだ」
綾「え…」
涼「……ずっと、………ずっとそれを……俺だけに…言ってほしいんだ」
綾「…はい」
涙声で返し、綾さんも抱き返した。









目を開けると、まぶしい光が指しこんできた。
布団からゆっくりと起きる。
時計を見ると8時を指していた。
隣を見ると、綾さんはまだ寝ていた。
ゆっくり寝かしてあげよう。
一番辛かったのは綾さんなんだ。
綾さんを起こさないようにゆっくりと布団から出る。
綾「………ん…」
ん、起こしちゃったかな。
綾さんのまぶたがゆっくりと開く。
綾「……あ、おはようございます」
涼「おはよう、綾さん」
綾さんが時計を見る。
綾「あ、すぐに朝御飯作りますね」
涼「いや、綾さんは寝てていいよ」
綾「いえ、大丈夫ですよ」
そう言って、綾さんが起き上がる。
が、起き上がった途端にへたりと座り込んでしまった。
綾「え………?」
やっぱり。
行為の時に綾さんは何もしてはいなかったが、腰の辺りにかなりの負担がかかった。
その負担はそうそう簡単に治らない。
それもほんの数時間では、だ。
涼「立てないだろうから、おとなしく寝ていて」
綾「で、でも……どうしてこん……あっ………」
どうしてこんなに足に力が入らないのだろう、と言いたかったのだが、途中で止まった。
おそらく昨日の事を思い出したのだろう。
それは今の綾さんの状態で安易に推理できた。
綾さんは真っ赤だった。
涼「ま、というわけでゆっくり寝ていて」
綾「は…はい…」
そして綾さんは真っ赤になりつつ布団に入った。
こういう素直な所が綾さんらしかった。
涼「それじゃあ、俺が朝御飯作るから、ちょっと待っ…うわっ」
足を滑らし、倒れ込む。
ちょうど綾さんの所に倒れこんだ。
外からみれば俺が綾さんに襲いかかるような絵だろう。
涼「いてて………大丈夫?綾さん…」
綾「ええ……お布団がクッション代わりになって………あっ!」
涼「え?」
綾さんは俺の向こう側に何かを見たようだ。
俺もそっちを振り向くと…………………………おじいさんがいた。
……………………………この状況………どう説明すればいいのだろう。
信「…………それじゃわしは邪魔をせんように散歩でもしてくるか」
涼・綾「ちょっ、ちょっと待って!」
この後、俺と綾さんは誤解を解こうとするが、おじいさんの誘導尋問にひっかかり、した事がバレるのはまた別の話に。
後書き
今、これを打ち終えて考えたのですが、文書をワープロに変えてから(作品で言うとNOT FOUNDから)結構文章量が少ないですね。
今回のがおそらく作者の中でトップクラスの文章量です。
それに比べると最近のは結構少ないです。
うーん、無駄なものが省かれた文章構成力に力がついたとも言いますし、文章表現力がないから少ないとも言えるんですよね。
………………多分、後者だな(笑)。
まだまだ修行が足りませんね。
しかし、今までのやつを振り返って見ると…………………これ、俺が本当に全部書いたのかな?(笑)
作者の心理状況でガラッと変わるんです。
気分がいいとらぶらぶなものを作って、よくないときついものを作るということが最近多いです。
前者の代表例はかわいい拷問、後者は身勝手な欲望、ねがい等がそうですね。
まあ、作者の心理状態でコロッと作風が変わるというのはまだまだ素人の証拠でしょうか。
それでは次回作にて。