チャイルドパニック 後編

綾が子供になってから2週間ほど経過した。
家事はさすがに綾だけでは大変なので母さんにやってもらっている。
たまに俺も手伝う。
だが、代わりに母さんで代用できない事がある。

情事だ。
こればっかりは………ねえ。
さすがに2週間もやっていないとさすがに溜まる。
……………あのまんまの綾でやるとおじいさんと母さんに殺されるし。
……………………………………………………………………………………………………よし、やるか。
その時はその時で考えよう。
まあその時というのは100%死なのだが。

夜。
まっ昼間からやるのはどうかと思うし。
母さんが晩御飯の仕度をしてくれて、自宅に戻った。
…………よし、今夜決行だ。

10時を過ぎた。
つんつんと綾の首をつつく。
綾「えっ………」
おそらく、この状態で?という意味の『えっ』だろう。
涼「だめかい?」
綾「その…………わたし、こどもですよ?」
涼「子供でも、だ」
綾の首筋を舐める。
綾「きゃっ…………」
体格が子供なので、ひょいと簡単に持ち上げられる。
持ち上げる事で綾は動きようがない状態だ。
綾「お、おろしてください……」
わたわたと暴れている。
………なんかかわいいな。
涼「わかった」
ぽすっ、とこちらの膝に乗せる。
色々とやるにはちょうどいい高さになった。
では早速。
胸の辺りを軽くさする。
綾「んうっ………や……あっ……」
幼いせいか、声がやたら高く感じられる。
幼児のため、胸という感触はない。
だが、それが妙に新鮮さを感じた。
脇の辺りをこしょこしょとなぞる。
くすぐるのではなく、撫でるような感じだ。
綾「ふっ………ん……っ……」
そのまま幼児にやっていたのではくすぐるだけだろう。
だが、子供とはいえ綾なのだ。
大人の感覚を持つ子供といえる。
ブラウスの中に手を入れる。
綾「ん…やあ……っ」
胸の辺りまで手を入れると、突起が指に当たった。
それを人差し指と親指で軽くつまむ。
綾「ふゃっ………ああっ……」
突起を優しくいじる。
綾「ふゅうっ………ゃあっ…」
指の腹で軽く押したり、爪で軽くつついてやる。
綾「にゃ…あ…………きゅ…うっ……」
子猫のようなかわいい嬌声が漏れる。
ある程度小さな胸とかわいい声を堪能したところで、ひょいと抱き上げ、ベッドに乗せる。
綾「あ………」
涼「それじゃ、本番といきますよ」
綾「やあっ…………」

その時だった。
帰ったはずの母さんがこちらに来た。
綾を横にして寝かせたようにして、バッとマッハ2の速さで綾から離れた。
脱がさずにいじって正解だった。
涼「どうしたんです、母さん」
綾の母「ものすごい邪魔みたいな言い方ね」
涼「そりゃ、夜ですから眠いんですから」
綾の母「………………まさかヤろうとはしていないわよね?」
………バレてるな。
涼「そりゃもちろん」
綾の母「なら、いいですけど………」
母さんは出ていった。
よし、邪魔者が消えたところで……。
涼「さあ〜て、綾、覚悟しろよっておおおっっ!??」
………戻ってる。
………………………………何故!?
涼「お、おい、綾」
綾「えっ………あっ」
綾もどうやら元に戻ったのがわかったようだ。
涼「なんでだ?これといって何もしていないのに」
いや、ヤろうとしたけどさ。
…………………待てよ。
ヤろうとしたら元に戻ったって事か?
ヤろうとして………ヤろうとして…………。
涼「……………興奮?」
興奮して、なんらかの成分が体中に回って、呪いが解けたのか。
涼「わかった。俺がえっちしようとして、綾がそれに興奮したからそれがきっかけで元に戻ったんだ」
綾「そうだったんですか………」

翌日。
綾の母「あら、元に戻ったのね。良かった……………でも、どうやって元に?」
…………………特攻する兵士の気分がよくわかるような気がする。
涼「えっとですね………………………………………ヤりました………………まだ続きがありますからお願いですから薙刀を持つのはもう少し待ってください…」

涼「…………と、いうわけです」
信「ふむ、一件落着じゃな」
綾の母「……でっもねえ〜………」
涼「なんです」
綾の母「綾に手を出すなと言っておいてしちゃうんですからねえ……」
涼「男ってのはするなと言われると余計にしたくなるもんです」
綾の母「あら、どっちみちヤろうとしていたんですから、どうでもよくて?」
なんでお蝶夫人みたいにしゃべるんですか。
綾の母「……覚悟は」
信「いいか?」
涼「…………嫌に決まってるじゃないすか」

涼「…………………………ただいま」
綾「どうでした?」
涼「……………………この世の終わりを見た」

後書き

……………ceres氏、大激怒でしょう(恐)。
まあ今回だけってことで、ね。勘弁してくださいや。
多分またロリ疑惑がつくな(笑)。
次回からはちゃんとやります。
まあ俺もロリ疑惑を完全に解消したいので。
もう無理だけど(笑)。
それでは次回にて。