RESONANCE -watching-

梨「…ねえ、和佳奈」
和「なんですか?梨花さん」
梨「一人えっちしてるとこ、見してくれる?」

和「ええええっっ!?」
すっとんきょうな声を上げた。
梨「何よ、どうせ男の方でやってんでしょ」
和「え…」
梨花の言い方は知ってるように聞こえる。
梨「ちゃんと知ってんのよ。あんな大声で『梨花さんっ!梨花さんっ』って。バカじゃないの?」
見られていた。
それも本人に。
和「え…あ…」
梨「…バラされたくないでしょ?」
『懇願』ではなく『強制』でもない、『脅迫』だった。
梨「綾とかこんな事知ったらアンタの事幻滅するんじゃないの?」
拒否は不可能だった。
和「わっ、わかりました。やればいいんですよねっ?」
梨「…やればいい?アンタ、立場わかってんの?」
和「ひっ…」
高圧な言葉に気圧される。
和「はっ…はい……し…ます…」
梨「ちゃんとはっきり具体的に」
和「………梨花さんの前で…一人えっち…します」

和「んっ…んんっ…」
しゅっしゅっと男の部分をしごき、怒張させていく。
梨「ねえ、あたしをオカズにしてたみたいだけど、どんな事想像してたの?」
和「…り…梨花さんの…は…裸…とか…」
梨「…とか?」
どうやら裸だけではないようだ。
和「りっ…梨花さんにっ…手でしてもらうとかっ…」
梨「…ああ、だから逆手なのね」
和佳奈の持ち方はラケットや棒をつかむような順手ではなく、逆手になっていた。
梨「…おめでたいわね、私があんたの汚いモノなんか触ると思ったの?」
和「でっ…でもっ…でもっ…!」
和佳奈の呼吸が荒くなってくる。
梨「…あら、出ちゃうの?」
和「はっ…はいぃっ…!」
梨「…まあどんな風に出すのか見てみたいし、出していいわよ」
和「あぁ…梨花さんに見られて…みられて…やぁ…みちゃやぁ…みないでぇぇっっ…!」
和佳奈の男の部分から精が放たれる。
びゅっ、びゅっと勢いよく出る。
ひとしきり出し終わると梨花が冷酷な一言を放った。
梨「…ほんとに出したの?頭おかしいんじゃないの?」
その一言が、和佳奈がこれまで我慢していた部分が爆発した。
和「……りかさんのばかあっっ!」
死ぬほど恥ずかしい事をしたのに。
そんな言い方なんて。
和佳奈は子供のようにわんわんと泣く。
梨「ちょっ!?ごめんごめん。やり過ぎたわ」
なんとか和佳奈をなだめようとする。
さすがにこんな展開になるとは思ってもいなかった。
ハンカチで和佳奈の涙をぬぐう。
梨「ほんとにごめんなさい」
梨花はひたすら謝り続けた。
梨「おねがいだから、泣き止んで」
和佳奈を優しく抱擁し、頭を撫でる。
和「えぐっ…ひっ…くっ…」
嗚咽はあるものの、とりあえず泣き止んだ。
梨「ごめん、バラすなんてしないし、おかしいなんて思ってもないから」
和「ほんっ……んぐっ…と…?」
梨「…ごめんなさい。調子に乗りすぎた」
和「……」
梨「…その…ね、一人でしてるのをたまたま見ちゃってさ…あたしの名前連呼されんの見ててさ……嬉しかったの」
和「りかさん…」
梨「……あんたが自分の性欲を吐き出すためにあたしの名前を利用しようなんて性格じゃないってわかってた」
和「……」
梨「えっと…その……なんかぐちゃぐちゃになっちゃったけど……えと……好き」
これが梨花の本心だった。
梨「………あたしの事…嫌い?」
こんなやり方では嫌われてもしょうがないと思った。
和「ううん……好きです」
梨「良かった…」
和佳奈をぎゅっと抱きしめた。
梨「………その…いきなりなんだけど……しない?」
本当にいきなりのコメントだ。
梨「和佳奈がしてるとこ間近で見たもんでさ、ちょっと…したくなっちゃった…」
したくならない方が異常と言える。
梨「…だめ?」
恐る恐る聞いてみた。
和「…こんな私でなら…お願いします」
和佳奈はにこっと笑った。

梨「…どうかしたの?」
すでに和佳奈は一人えっちの時に脱いでおり、梨花が脱いでいると和佳奈の視線に気づいた。
和「だって…梨花さんスタイルいいなあって」
梨花の身体は古典的な表現でいう『ぼんっきゅっぼんっ』という見事なプロポーション。
平均的なスタイルである和佳奈にとっては刺激的な身体に見える。
そのためか、和佳奈の男の部分が過敏に反応していた。
梨「…ひどい事したお詫び、まだしてなかったわね」
和佳奈に近づいて、男の部分を触る。
和「ふゃっ…」
梨「こうしてほしかったんだっけ?」
和佳奈がしていたように動かす。
和「ああんっ…梨花さんの手がっ…すごっ…」
梨「大丈夫?痛くない?」
和「こっ…このくらいでっ…ひゃああんっ…!」
先程とはまったく違う反応。
好きな人にしてもらうというのがこんなにも違うとは。
梨「…ねえ……もっとすごい事してあげよっか」
和「こっ…これ以上はっ…」
梨「…まだ謝り足りないわよ」
それを口実に、ベッドに和佳奈を押し倒す。
和「きゃっ」
和佳奈の身体は横になっているが、男の部分は重力に逆らうように高々と大きくなっていた。
梨「…ふふっ…もっと気持ちよくなってもらわないと…」
梨花は舌をちろりと口元を舐める。
その動きで和佳奈は理解した。
和「ま…まさか…く
梨「あむっ」
和佳奈がしゃべり終わる前に梨花が口に含んだ。
和「ふゃあああんんっ…!」
梨「んれっ…んん…ちゅ…じゅるっ……んむっ…れろれろっ…」
和「やあっ…りかさんっ…ばっちいですっ…!」
梨「んーん、和佳奈にばっちいとこなんてないわよ…あーんっ…」
再び口による愛撫を始めた。
和「ふゃあっ…!ああんっ…!ひゃあんっ…!っ…!りかさっ…まっ…てぇっ…!」
梨「…え?」
和佳奈が何かいいたそうだったので口撃をやめた。
和「でっ……でちゃっ…ああああんんっっ!」
途端、精が一気に放たれる。
梨「きゃっ…」
精の大半が梨花の顔にかかる。
こらえきれずに出してしまったようだ。
和「ご…ごめんなさい……出ちゃいましたあ…」
和佳奈はまたも泣きそうになる。
梨「すご……こんなに出て…」
男の部分の先端から垂れ落ちる精を舐めとる。
和「りっ…りかさっ…んんんっ…!」
梨「んれっ……ちゅっ…ちゃんと綺麗にしないとね……んれっ…れろっ…」
精を舐め終わると、和佳奈の腰の上にまたがる。
梨「ねえ……和佳奈……しよ…」
和佳奈の男の部分を持ち、自分の割れ目にあてがう。
和「はぃ……梨花さんと…したいです…」
ゆっくりと梨花の中に埋没していく。
梨「んんんっ…入ってくるっ…」
和「ふゃああっ……梨花さんのなかっ…すご……っ…!」
梨「んんっ…動かすわよっ…」
和「ひゃあんっ…なかがっ…きゅっきゅってえぇっ…!」
和佳奈の乱れっぷりは先程の口撃を上回っていた。
和「きもちっ…きもちいいですっ…!」
梨「うんっ…あたしもっ…和佳奈の固くて熱くてっ…ああんっ…!」
和「わたしのっ…とけちゃいそおっ…!」
梨「むねっ…むねもんでっ…!」
更なる快楽を求めようと、和佳奈に求愛する。
和「はいぃっ…!」
自らの快楽に耐えつつ、ぐっと胸を揉む。
梨「もっとっ…ぎゅぅって…!」
指の間に胸が盛り上がる程強くする。
梨「んんんんっ…!」
和佳奈からすれば痛くさせるほど強い力だったが、梨花にとってはこのくらいが良かった。
和「りかさんっ…もぉっ…でちゃいますっ…!」
梨「うんっ…あたしもっ…きちゃうっ…!」
和「りかさんっ!りかさっ…んんんんうううぅぅぅっ!!」
梨「ああっ…あっ…やあああぁぁんんっっ!」
和佳奈の精を受け止め、快楽に浸っていた。
射精が終わると、安堵の溜息をついて、和佳奈の横に倒れこむ。
梨「…ふ…ぅ……」
和「はぁ…はあ…」
行為は終わった。
しかし、2人は満足したわけではなかった。
梨「ねえ……お風呂、入ろっか?」
和「はぃ…」

風呂場にて、第2ラウンドが始まった。
梨「ねえ、寝転んでくれる?うつ伏せで」
和「え…こ、こうですか?」
言われるままうつ伏せになる。
もちろん素っ裸のため、小さめのかわいらしいお尻が丸見えになる。
梨「うん、それでいいわ」
梨花は隅に置かれていたボディシャンプーを手に取る。
ノズルの部分を取り外し、そのまま胸元にかける。
原液は胸、腹、股、太腿、脛、足へと伝わっていく。
これで準備完了。
梨「さ、いくわよ」
和「いっ、いくって何を…」
また何か企んでいる。
そう思った直後、背中がにゅるんっ。
和「ひゃんっ!」
想像もつかない感触が背中に伝わり、驚嘆の声を出す。
和「なっ、なにをっ…」
咄嗟に背中を見ると、至近距離で梨花がいた。
というより、梨花が和佳奈の上に乗ってる。
梨「ふふっ、ソープごっこ」
要は全身をスポンジ代わりにして身体を洗うという事。
和「あ…あぅ…」
和佳奈はカルチャーショックを受けた。
こんなやり方があったとは。
梨「さっ、続けるわよ」
にゅるんっ。
和「んんっ…」
梨花の身体が和佳奈の背中を伝う。
洗うとしては正しいが、間違ってる感もある。
程よく性感マッサージの要素も入っている。
背中は和佳奈の性感帯ではないものの、愛撫としては若干の効果がある。
背中ごしに梨花の胸や腹部の身体のラインが脳内に伝わる。
それがまたエロい。
和「りっ…りかさんのからだ…えっちぃ…です…」
精神的にも微妙な愛撫を受けていた。
背中からお尻にかけて流し終えたところで、梨花の一言。
梨「さ、今度は仰向けになって」
和「あっ、あっ、あっ、あおむけ!?」
今度は視覚的にもとんでもない愛撫が付加される事になる。
梨「ちゃんとキレイにしなくちゃ」
和「あぅ…でも…」
梨「…もしかして…嫌だった?」
梨花がしょぼんとした声を出す。
和「そっ、そんな事ないです!嫌じゃないです!」
そう、嫌ではなかった。
和「その…嬉しいですけど…恥ずかしくて…」
その一言で梨花はきゅんとなった。
梨「あーんもおっ、和佳奈ってばかわいすぎっ!」
和「きゃんっ!」
力まかせに仰向けにさせる。
もちろん和佳奈の抵抗は無かった。
で、和佳奈の視点からの梨花は…。
素っ裸は当然。
足から肩にかけてほどよい具合に泡がついており、胸元はきめ細かい泡がついて程よくエロい。
和「っ!!」
あまりにも淫靡で、男の部分が瞬時に跳ね上がる。
梨「ふふ…あたしって………今すごくえっちぃ?」
こくこくこくっと激しく首を縦に振る。
梨「ありがと。じゃ、始めるわよ」
和佳奈のつま先に、梨花の肩が触れる。
そして徐々に上へと上っていき、胸のぽよんとした部分が当たる。
胸の部分が脛、膝、太腿へと上っていく。
もうちょっと、もうちょっとで…。
アレに当たる。
そして、それが当たると思いきや、ひょいっと胸が男の部分を飛び越えた。
どうして?
すると、梨花が一言。
梨「ふふ、期待してた?」
読まれた。
瞬時に赤くなる。
和「えっ…えっと…その…」
梨「大丈夫、あたしはショートケーキの苺は最後にとっておく派だから」
和「……」
そういうことだそうです。
そのまま上っていき、胸と胸が触れ合う。
和「んんっ…!」
梨「和佳奈の胸、小さいけどほどよく柔らかいわね」
梨花の胸と比べると雲泥の差ではあるが、女性陣の中では平均の大きさである和佳奈も胸が、梨花の胸によってもにゅっと動かされる。
梨「こうしちゃったら…どうかな?」
少し身体を浮かせて、胸の先端がちょうど和佳奈の胸の先端に当たる高度に合わせる。
梨「それっ」
梨花が動く。
先端同士がぶつかる。
和「んゃあっ!」
梨「すごっ……さきっちょ…カチカチじゃないっ…!」
和「ああんっ…!…さきっぽばっか……ふゃっ…!」
度々ぷるんと大きく揺れる梨花の胸が和佳奈の胸にぺしっと当たり、小さいながらも和佳奈の胸も少しだけ揺れる。
梨「はぁ…はあ…」
当然ではあるが梨花も感じていた。
梨「……それじゃ…苺ちゃんをいただいちゃうわよ」
すすっと和佳奈の下に動き、男の部分に到達。
先程使用したボディシャンプーを再び手にし、今度は胸全体にかけた。
梨「今度は…ここよ」
和佳奈の男の部分を胸元に近づける。
梨「んしょ…」
大きな胸で和佳奈のをはさみこんだ。
和「んにゃあああっ…!」
和佳奈の身体が跳ねた。
梨「んふ……あたしの胸…気持ちいい?」
和「はっ…はいぃっ!…ぽよんぽよんしてっ…」
梨「このまま出しちゃってもいいからね…」
いつのまにか洗う事からエロい事へとシフトしていった。
まあそれは2人ともそうなるであろうと予想していたが。
梨「んっ…ふっ…」
胸を上下に動かしたり、交互にシーソーのように動かしたり。
和「んゃっ!あんっ!ひゃあんっ!」
そのたびに和佳奈の声が挙がる。
和「りかさっ…だめえっ…また出ちゃうっ…!」
梨「いいわよっ…思い切り出してっ…!」
ぐうっと両手で胸を押さえ、和佳なの男の部分に圧をかける。
和「ああっ…りかさんの…む…ねっ……でちゃっ……ああああんんっっ!」
ぴゅうっ、ぴゅっと精が放たれる。
梨「…すご……まだこんなに…」
しかし、最初に比べるとその量は明らかに少ない。
せいぜいあと1回。
しかし、和佳奈にも限界が近い。
男の部分がすぐにひょろひょろと弱っていく。
梨「ねえ…もう1回だけしよっか…?」
和「わ…わたし…もう…」
和佳奈も限界を感じており、弱音を吐く。
すると、梨花は和佳奈の元からちょっとだけ離れる。
梨「……ねえ…和佳奈…こっち見て…」
和「え…?」
寝転がっていた和佳奈は身体を起こして梨花の方を見た。
広げていた。
足を。
ぱっくりと自分の割れ目をさらけ出していた。
梨「ねえ…あたしのココ…洗う時からずっともう…」
両手を割れ目に当て、くぱぁと広げる。
梨「ねえ、和佳奈……き・て…」
和「っ!!」
梨花の割れ目を直視し、梨花の色気全開の声を聞いて、男の部分が瞬時に跳ねた。
梨「ふふっ、正直なモノを持ってるのね」
梨花のお色気作戦成功。
和「…梨花さんのえっち」
もはや和佳奈はこの言葉を言い返す事しか出来なかった。
梨「和佳奈…きて…」
和「は、はい…」
男の部分を梨花の割れ目に当てる。
梨「そのまま、ゆっくりね…」
言われるまま、割れ目にゆっくりと侵入する。
そのまま止まる事なく根元まで入る。
梨「んんんっ…」
和「んゃああっ…」
絶頂を多く迎えた事で鈍さが増しているものの、感度はまだあった。
梨「ねえ…さっきの胸とか口と…どっちが気持ちいい?」
和「いっ……いまがっ……梨花さんの中がいちばんっ……いいですっ…!」
胸や口でも快感を与える事が出来る。
しかし、中だけは別次元の生き物の如く、和佳奈のをぎゅうっと締め付け、快感を起こしていた。
梨「もっとっ…もっと動かして…!」
和「はいっ…はいっ…!」
言われるままか、本能のままか、和佳奈は激しく腰を動かした。
梨「ひゃああんっ…すごっ…さっきよりも…激しくて…ゃあああんんっ!」
そもそも先程は梨花が騎乗位で動かしていた。
そのため、快楽を自分で調整できた。
しかし、今度は和佳奈が完全に主導権を握っている。
自分のペースをも超える快感が梨花を襲っていた。
梨「んああっ…ああんっ…ゃっ…ゃぁぁんんっ…!」
和「りかさんっ…りかさんっ…!」
和佳奈は目の前にいる大好きな人の名前を連呼していた。
それが自分の想いをぶつける手段でしかないと想っていたから。
その想いは届いていた。
梨「わかなっ……これじゃっ…こわれっ…ひゃうっ…」
というより届きすぎ。
さんざん絶頂を迎えたはずにも関わらず、絶倫とも呼べるその激しさは梨花を壊そうとしている。
和「りかさんっ…ぜんぶ…っ…でちゃいますっ…!」
和佳奈は限界を迎えつつあった。
梨「わかなっ…びゅってぇっ…ちょうだいっっ…!」
梨花も余裕は一切無く、絶頂を迎えるだけとなった。
和「りかさんっ…でっ…でちゃうっ…でちゃっ…ふゃあああぁぁぁっっっ!!」
梨「ああんっ!わかなのっ…わかなっ…わかなぁぁっ!!」
2人は同時に絶頂を迎えた。
和「ああっ…あぁっ…あっ…は…あ…はぁ…」
精を出しつくした和佳奈はそのまま倒れこみ、梨花に抱きつく。
梨花もまた、それに合わせるように抱擁する。
梨「…また…汗かいちゃったわね……」
和「……シャワー…一緒に浴びません?」
梨「うん……だけど、もうちょっとだけこのままでいい?」
和「はい…私も…」
2人は心地良い余韻に浸る中でキスをした。