RESONANCE -sick-

潤子と梨花が話をしている最中、和佳奈がやってきた。
和「あの…お二人ともよろしいですか?」
梨「どうしたの?」
和佳奈の表情は深刻だった。
潤子「…何かあったの?」
和「実は…そ、その……とりあえず、私の部屋に来てもらっていいですか?」
ヒマだったし、和佳奈の悩みを聞いてあげようということで2人は和佳奈の部屋に行く事にした。

梨「で、どうしたの?」
和「実は……生えちゃったんです」
潤子「……何が?」
いきなり動詞から語られても何が何だかわからない。
和「…あの……その…」
和佳奈はもじもじしている。
梨「ああもう、ハッキリ言いなさいよ」
和佳奈のじれったさに梨花が怒鳴る。
和「……実は……コレなんです」
和佳奈は自分が履いているスカートを自らめくりあげた。
潤子「んおっ!?」
梨「ええっ!?」
2人は驚愕した。
和佳奈の股間には、女にはないハズの、男のモノがついていた。
梨「どどどどどどどうしたのよコレ!?」
超常現象を目の当たりにして動揺を隠せない梨花。
和「わかんないんです…今朝起きたらコレがついてて…」
潤子「……コレはどう見てもアレよね」
アレです。
梨「と、取ろうとしたの?」
和「はい、ひっぱったら痛かったし、私の身体の一部みたいになってるんです」
潤子「……」
梨「……」
2人は黙る。
和「あ…あの…?」
潤子「…まあ、治るかどうかはわからないけど…」
梨「そうね、それなりの治療法はあるわね」
和「あるんですか?」
潤子「ええ、平たく言うと、ヤるって事」

和「……はい?」
自分の想像を超えまくった発言に思わず聞き返した。
梨「まあ、この手の場合は大抵ヤれば取れちゃうものよね」
潤子「よしっ、じゃあ準備するわよっ!」
準備=栄養剤を飲んだりしてスタミナをつける事。
梨「ええっ!」
2人とも準備のためにダッと駆けた。
和「あ、あの……私の拒否権は…」
当然ありません。

潤子「さっ、こっちは準備万端よ」
ででん、と潤子と梨花は2人とも素っ裸。
ある意味男らしい。
で、治療を受けるんだかヤられるんだかなんとも微妙なポジションの和佳奈も素っ裸。
2人の肢体を見てすでに男の部分は過激になっている。
ぼんきゅっぼんの梨花は当然として、潤子の肢体は梨花のスタイルには及ばないものの、梨花を上回る色気を醸し出している。
トータルでドローといったところ。
梨「じゃ、とりあえずベッドに寝転んで」
和「は、はい」
言われるままベッドに仰向けになる。
潤子「……エロいわね」
びくんっとそそり立つ男の部分は丸見えで、胸、割れ目もよく見え、『絶景』とはよく言ったものだ。
潤子「…そういや、順番決めてなかったわね」
梨「あ、そうね。無制限ってわけじゃないし」
となると、先手が圧倒的に堪能できるポールポジションなわけで。
潤子「いくわよ…」
梨「ええ、恨みっこなしよ」
ヤる前から勝負は始まっていた。
潤子「最初はグー!ジャンケンホイッ!!」
潤子がチョキ、梨花がパー。
潤子「ぃよっし!!」
思わずガッツポーズ。
梨「くーっ!初モノ逃したわっ!」
お互い一喜一憂のリアクションを出す。
潤子「じゃっ、あたしからね〜♪」
梨「とっとと終わりなさいよ」
悪態をつきつつ、2人の淫行を眺める梨花。
やり方が被っては面白味がないから。
潤子「さて、始めるわよ」
和佳奈の男の部分に近づき、
潤子「ふうっ」
息を吹きかける。
和「んんっ」
それに反応してぴくんっと跳ねる。
潤子「ふふ、敏感なのね」
優しくつかみ、ゆっくりと上下に動かす。
和「ひゃっ…あんっ…んんんっ…」
潤子「私のおてて、気持ちいいの?」
和「はっ…はいっ…」
潤子「それじゃ今度は…」
潤子は一呼吸して、
潤子「はむっ」
一気に口に含んだ。
和「ひゃああっ!」
潤子「ふむっ…んむっ…じゅるっ…ちゅれっ…じゅちゅっ…」
次第に唾が絡みだし淫靡な音を立てる楽器へと変わる。
和「ひゃああっ…ああんっ…ふゃっ…ふゃあんっ!」
楽器の音色に呼応するように和佳奈の口から嬌声が流れる。
潤子「じゅぼっじゅぽ…っ…ふぅぅむっ…ちゅちゅっ…じゅぱっ…」
全体を吸ったり、唇で軽く圧迫させたり先端を攻めたりと怒涛の口撃を続ける。
和「だっ……だめえっ…なにかっ…きちゃっ…でちゃいますっ!!」
和佳奈が絶頂を迎えたと同時に、男の部分から精が一気に放たれた。
潤子「んぶっ!…んんっ…ごくっ……ごく……ごくっ…」
3回飲み干す音を聞いて梨花は驚く。
梨「えっ、そんな出んの!?」
潤子「ぷはあっ……すっごい量…溺れちゃいそう…」
またエロい台詞を…。
その言葉に和佳奈が反応し、あっという間に復活。
梨「この調子じゃ2、3回出してもまだいけそうね」
潤子「じゃ、交代ね」
梨「オッケー」
梨花は和佳奈の男の部分の上まで顔を近づける。
梨「潤子の唾でべとべとね…あたしのは特にいいか」
自分の胸を両手で持ち、その柔らかな谷間に和佳奈のを埋没させる。
和「ふゃああんっっ!」
梨「ど〜お?潤子のペチャパイじゃこんな事できないでしょ」
潤子「悪かったわね」
唯一の欠点であるペチャパイ(それでもそこそこあるが)に対しての発言にむっとする。
上下に揺らしたり、ぎゅうっとはさんで圧迫したりと、先程の潤子の口撃に負けない怒涛の攻めを始める。
梨「ねえ、和佳奈。あたしの胸はどお?」
和「はっ…はぃぃ…ぽわぽわしてもにゅもにゅして…まっ…たっ…でちゃいそうです…!」
梨「じゃあ……びゅうって…出して…」
梨花が言い終わると同時に、胸の動きをさらに激しくさせる。
和「ふゃああんんっ!まっ…また…でっ…でちゃぅんっ!」
梨花の胸の気持ちよさに負け、再び精を放った。
精のほぼ全部が梨花の顔面にかかる。
梨「ひゃんっ…あたしの顔……犯されちゃった…」
潤子「…アンタもエロ過ぎる台詞やめなさいよ」
で、潤子にバトンタッチ。
潤子「さて、私の番ね」
潤子は和佳奈のモノの側に座る。
だが、潤子の手とか口は止まったまま。
梨「…どしたの潤子?」
精を拭きつつ潤子に聞く。
潤子「ねえ梨花」
梨花に向けてくいくいと手招きする。
梨「?」
梨花は何の意味かわからなかった。
しかし、その直後に『やりたい事』を理解した。
梨「ああ、そういうことね」
潤子「そういうことよ」
梨花は潤子の反対側に座る。
上から見ると、和佳奈の男の部分を軸として対称に座っている。
和「あ…あの…一体何を…」
和佳奈は何をされるのかまったく予想がつかなかった。
潤子「すんごい事よ。いくわよ梨花」
梨「いつでもいいわよ」
潤子「せーのっ」
れろおぉっ
れろおぉっ
2人同時に和佳奈のを舐めあげる。
和「ふにゃぁぁっ!」
同時の刺激にたまらず声を上げる。
潤子「んれっ…どう?2人同時の感想は?んれれっ…ちゅっ…」
梨「アンタもよく…ちゅばっ…こんなの思いついたわよね…れろぉっ…」
舌というのはどのような動きをするのかは和佳奈自身舌があるので想像がつく。
しかし、2つの舌と口は次元の違う動きを見せ、未知の快楽に襲われる。
和「ひゃああっ…ふゅごっ…いっ…れろれろって…ちゅうって…!」
気持ちいいかどうかではなく、どんな事をされてるのか。
和佳奈はそれぐらいしか言えず、2人のオモチャにされっぱなしだった。
和「まっ…またっ……でちゃいっ…ますうっ…!」
和佳奈は限界の言葉を発するが、2人はやめない。
和「にゃああんんっ!びゅうって…びゅうぅぅって…あああぁぁんんんっ!」
3度目の精を放った。
精が2人の顔にかかる。
潤子「きゃっ…3回目なのにすごい量…」
梨「まだまだイケるでしょ?和佳奈」
和「……」
和佳奈は絶頂の余韻に浸って喋れないが、男の部分はまだ元気。
潤子「ぼちぼち本番かしら」
梨「そうね。ちゃんと食べなきゃもったいないし」
口は食べる行為には入らないようです。
潤子「じゃあ梨花が先でいいわよ」
梨「……また何か考えてるでしょ」
先程の2人攻めのように何か考えてるようだ。
潤子「まあね。ちゃんと平等にしないと」
片方だけが満足してはいけない。
それがエロのルールです。
梨「ほんじゃあたしからね」
和佳奈の上にまたがり、男の部分を自分の割れ目にあてる。
梨「んんっ…」
ずぶずぶっと一気に挿入させる。
和「ふゃあああっ…」
梨「あんっ…どおっ……あたしの中身…?」
和「すっ…すごっ…なかがっ…きゅって…きゅうってぇ…!」
男の部分を締め付けるように中が動く。
梨「んんっ…和佳奈のっ…4回目なのにかたぁいっ…!」
梨花も堪能していた。
和「りっ…りかさんっ…もぉっ…だめですっ…!」
梨「あたしのっ…中で……だしちゃいなさいっ…ぜんぶ…のんじゃうからっ…!」
和「なかっ……なかでっ…でちゃっ…やあああぁぁんんっ!」
梨花の締め付けにたまらず精を放った。
梨「やぁぁっ…あつっ…いのが…どくんっ…てっ…ふぁぁぁんんっ!」
梨花も絶頂を迎えた。
梨「んんんっ…」
和佳奈のから抜くと、ごぽっという音と共に精が垂れ落ちる。
梨「すご……おなかいっぱい…」
潤子「……さてと、交代ね」
梨花とバトンタッチ。
潤子「ねえ」
和佳奈に背を向けてよつんばいになる。
潤子「あなたからしてみたいでしょ?」
くいっとお尻を突き出し、くねくねと動く。
今までされっぱなしの状態から動けるのだ。
自分で動いたらどのぐらい気持ちいいのか。
それが試せる。
今の和佳奈には理性は無く、快楽の虜になっていた。
和「は…はい…」
膝歩きで潤子のお尻に近づき、腰の辺りを両手で持つ。
潤子「おもいっきり動かしちゃってもいいわよ」
激しくしてもいいという許可を得た和佳奈は、潤子の割れ目に自分のを当て、一気に挿入。
潤子「あんんっ!」
和「じゅっ…潤子さんのなかもっ…しゅごっ……」
潤子の中も梨花と同等の気持ちよさだった。
和「やああっ…こしが止まんないっ……はあっ…あんっ…」
ぱんっ、ぱんっと身体がぶつかる音と共に2人の声が出る。
潤子「あんっ!和佳奈のがっ…中でぐりゅぐりゅって…!」
おとなしめの和佳奈がここまで激しい動きを見せるのは潤子にとって予想外だった。
潤子「ゃっ…やだっ…もっとしたいのにっ…きちゃっ…ううっっ!」
絶頂が早くも近づいてきた。
和「じゅんこさんっ…私ももおっ…でちゃううっ!」
和佳奈もまた絶頂が近かった。
潤子「だしてっ…あなたのっ……びゅーって…びゅうぅってぇ…!」
和「出ますっ…出ちゃいますっ…あっ…ああああああんんんっ!」
精を潤子の中に放つ。
潤子「きてるっ…和佳奈のっ…わかなのぉっ…あああんんっっ!」
精を感じ取りそのまま絶頂を迎えた。
梨「…さて。次はあたしだけど……」
和佳奈の様子、というか男の部分の様子を見た。
くてっとなっており終わりは近い。
おそらく次の一回が最後になりそう。
ただまあふにゃふにゃの状態ではどうしようもないわけだが。
出し尽くさねば治らない以上(多分)、なんとかしなければ。
潤子「…ねえ……梨花…」
梨「何?」
潤子「ちょっとこっち来てくれる?」
梨「何よ」
言われるまま潤子の側へ行く。
潤子「手、出してくれる?」
梨「こう?」
潤子の前に手を出す。
潤子「それでいいわよっ」
梨花の手をつかみ、ぐいっと引っ張る。
梨「きゃっ」
潤子の上に倒れ込む。
瞬時に、梨花の身体を両足ではさみ、ロックする。
外見は、潤子の上に梨花が乗り、抱き合うような格好になっている。
むちっとお互いの胸や割れ目が密着している。
潤子「最後は、これ」
梨「あんた…あたしを最初にしたのはこれを狙ってたのね」
潤子「そうよ。一発目の量とあんたの乳の二発目の量を計算して多分これで最後と思ってたからね」
梨「…あんたそういうエロい計算はすごいのね」
潤子「まあね」
ちゅっと梨花にキスをする。
梨「なっ、なによ…」
思わぬキスにどきりとする。
潤子「ふふっ、梨花の顔…えっちくて可愛い…」
梨「あっ…あんただってエロいわよ…」
負けじと潤子にキスをする。
潤子「梨花だって…ちゅっ…んっ…」
梨「…ちゅっ…もお…エロ過ぎ…ちぅっ…」
和「………あ…あの…いいでしょうか?」
和佳奈の言葉にはっとする2人。
2人「あっ、ごめんごめん」
2人の世界に没頭しすぎて、和佳奈おいてけぼり。
ただ2人のやり取りのエロさに男の部分は復活。
梨「それじゃあね…私達の間にそれをぐりぐりしながら入れて…」
潤子「あそことあそこのサンドイッチ…召し上がれ」
和「っ!」
和佳奈は2人の割れ目を凝視した。
なんと淫靡な。
そこに吸い込まれるように男の部分を当て、突っ込む。
和「んんんんんっ!」
梨「んぁあんっ!入ってないのにっ…気持ちいいっ…!」
潤子「ふたっ…ふたりのっ…あたしのに…くにぃって……!」
互いの割れ目を擦り付け、さらに上部にある敏感な突起がぶつかりあい、さらにその場所を和佳奈のが蹂躙していく。
各々が快楽を与え、快楽に溺れる。
和「ああっ…!むにゅうって…くにくにぃって…わかんなぃっ…」
一番快楽の中心にいるのは和佳奈だった。
密着している中に突っ込んでいるため、挿入と変わらない快感。
さらに突起の刺激は先程の2人の中にはなかったため、快楽の強さは変わらない。
むしろ2人を貪るという形は、それ以上なのかもしれない。
和「だめえっ…もぉっ…もお…でちゃいますっ…!」
梨「いいよっ…あたし達もすぐだからっ…」
2人も限界が近かった。
こっちはこっちで2人が全身を擦り付け、さらに和佳奈のトッピングにより快楽は十分にあった。
潤子「だしてっ…だしてえっ…思いっきりっ…!」
和「まっ…またっ…またぁっ…んにゃああぁぁっっ!」
精を放った。
2人の股、腹、胸へとかかる。
潤子「ああっ…びゅってぇっ…かかって……んんんんんぁぁぁっ…!」
梨「やぁぁっ…わかなのっ…あつ…い……ゃゃゃあああっ…!」
2人も絶頂を迎えた。
和「…はっ…はっ…はっ…は…あっ……はあ…っ…」
ありったけの精を放った後、ベッドに倒れる。
そしてそのまま、余韻に浸りながら眠りに落ちた。

翌朝。
和「……ん…」
目が覚める。
全体がけだるさを感じる。
昨晩の出来事を思い出した。
…壮絶。
我ながらすごい事しちゃったなあと思いつつ、自分の股間を確認した。
ない。
アレがすっかりなくなっている。
和「…治った…」
ふう、と一息ついた。
和「…これで一件落着…」
梨「…なわけないでしょ!」
すぐそばで怒鳴り声。
思わずそっちの方を見た。
潤子と梨花が立っている。
昨晩同様すっぽんぽん。
唯一違っていたのは、2人の股間に、アレがあったのである。
しかも2人とも和佳奈のよりでけえ。
あわわわと驚く和佳奈。
潤子「ものの見事に病気が移っちゃったじゃないの!」
梨「まったくもう、どうしてくれんのよ!」
しかし、2人は責める意思は無い。
いわば演技。
和佳奈のが自分達に移ったということは、
潤子「……ねえ、和佳奈」
和「ひゃっ…ひゃいっ」
梨「この場合、コレを治せる方法といえば…」
そう、アレしかありません。
それはエロのルールでもある。
2人は和佳奈を見る。
だが、その視線は色で例えるなら『どピンク』。
和「え…え…ぇ…ぇぇぇぇぇぇ…!」
2人がどんな視線を発しているのか理解した。
そもそも、この2人は全キャラ中1位と3位の性能を誇る『攻め』である。
一方、和佳奈は下位グループの『受け』である。
どうひいき目に見ても不利。
潤子「…じゃ、いただいちゃいますか」
梨「…そうね」
2人同時に、がおーっという効果音を放ちつつ和佳奈を襲った。

※来年の小説に続きます。