TEMPTATION2

コトコトとシチューを煮込んでいる鍋が音を立てる。
梨「そろそろ完成ね」
先程味見をして問題はなかった。
梨「…あとは、コレね」
ポケットから取り出したのは液体の入ったビン。
中身は前回と同様に媚薬。
あの時は髪の毛が入っていたから交換をさせられ、ものの見事に自爆してしまった。
皿に入れたシチューを確認する。
……髪の毛は入っていない。
ゴミとか不純物もナシ。
梨「…今度こそ大丈夫ね」
これでようやくあたしが主導権を握れるわけだ。
そう考えるとニヤニヤと笑みがこぼれる。

涼の座る所にシチューの入った皿を置き、媚薬をどぽどぽと入れる。
これで完成。
ちょうどその時、あたしの餌食になるあいつがやってくる。
涼「あっ、今夜はシチューなんだ」
梨「ええ。そうよ」
平静を装って返事をする。
変な声だと怪しまれる。
梨「じゃ、あたしはちょっと用を足してくるから」
スタスタと梨花は去っていく。

梨花を待っていると、思わぬ来訪者が来る。
蝿だ。
ブーンブーンと近くを飛ぶ。
しっしっと手ではらってもまたすぐに近寄ってくる。
やがて蝿はシチューに目掛けて飛んでくる。
そして、
ピトッ
梨花のシチューに止まった。
涼「あっ」
手で追い払ってようやく蝿はどこかへ飛んでいった。
涼「うーん、さすがにばっちぃのを梨花さんに食わせるわけにはいかないな」
同じ柄の皿だし交換してもいいか。

食事が済んで夜。
寝ていると、指が何かに当たっている。
当たっているというより、動かされている。
指の先はぬちゃっとした何か生暖かい液の感触。
何だろうと思って目を開けてみた。
梨「ん…はぁ…んんっ…んゃ…」
梨花の熱を帯びた顔。
瞬時に自分の手がどんな状況に置かれているか理解できた。
涼「…梨花さん?」
梨「…ぁんた…また私の皿と替えたでしょっ…」
涼「皿?……ああ梨花さんの皿に蝿が止まったからさ、ばっちぃと思ったから交換したんだ」
梨「…そんなんで替えたりしないでよっ……ばかぁっ……」
どうやら前回と同様に媚薬を入れたようだ。
涼「…また、入れたの?」
梨「……う…んっ…」
涼「……で、どうしてほしいの?」
わざとらしい質問をする。
梨「っ……おねがいだからっ……してぇっ…」
艶のある声で、懇願をしてくる。
涼「それじゃ…ご要望にお答えして…」
梨花の手にあった自分の指を梨花の割れ目に一気に突っ込む。
梨「ゃゃぁっ……ゆ…びぃっ…!ぃぃっ…!」
本来ならそのままお相手するのだが、あまりにも眠かった。
可哀想ではあるが指のみで終わらせる。
梨花の中で一気に指を荒く動かす。
梨「ふゃああっ…も…ぉ…だめぇっ…!」
寝ている時点でかなり絶頂に近かったのだろう、終わりはすぐそこまできていた。
梨「あっあっ…あ…ぁっ…ふゃっ…っ…あ…ぁぁ…ゃぁぁぁぁっ…!」
びくっ、びくっと痙攣を起こし、くてっとなる。
涼「……あれ?」
前回に比べると拍子抜けだ。
もう一回戦となるはずなのだが。
……媚薬が違うせいなのだろうか。
梨花が飲んだ媚薬を調べる必要がある。
涼「梨花さん、媚薬の容器というか説明書みたいなのは?」
梨「ぇっ…と…私の鞄の中…」
ふにゃふにゃになりつつも涼に答える。
涼「鞄ね」
ベッドから出て、梨花の鞄を調べる。
すぐに媚薬らしきものは見つかった。
その箱に入っていた説明書を読む。
涼「えーと…『一回だけでは終わらず、不定期に発情します』………不定期?」
つまり、何回も時限爆弾が作動する仕組み。
涼「…梨花さん、こんな物騒なヤツを俺に飲まそうとしたの?」
恐ろしい子!

で、朝。
今のところ発情はナシ。
梨「まったくもう、蝿がついただけでなんで替えるのよ…」
梨花はぷんすかの状態。
親切をしたはずなのにこうも怒られるのは何故。
涼「んー、ばっちぃの梨花さんに食べさせたくないもん」
朝食を終える。
梨「……買い物したいから付き合ってくれる?」
涼「……こんな状態で?」
あまりにも危険だ。
それならばいっそ素っ裸で出かけた方が安全かもしれない。
梨「だってどうしても買わなきゃいけないのがあるのよ」
涼「…発作が起きたらどうするの?」
梨「その時はその時よ」
涼「発作はいつ起こるかわかんないから、とりあえず来たら俺の袖をぎゅってして」
梨「わかったわ……じゃあ早速出かけ……ちょっとトイレ」
涼「うん、戸締りして玄関で待ってるから」

戸締りを完了して、玄関で待機。
時計をちらりと見ると、10分経過。
……トイレにしては長いか。
ちょっと見てみるか。
トイレのドアをノックする。
涼「梨花さん、まだ?」
梨「………ぎゅう…」
妙な返答。
涼「え?」
梨「……ぎゅ…うっ…」
今度の返答は艶がある。
……まさか袖をつかむ擬音?
早くも来たか。
涼「……開けるよ」
ドアの取っ手をつかんでノブを回す。
鍵はかかっていない。
どうやら歓迎のようだ。
ドアを開けると、梨花がいた。
下着まで降ろしているが、用は足していない。
涼「…まだしてないの?」
梨「だって……したくなっちゃったんだもん」
梨花の返事は子供の言い訳のように聞こえた。
涼「……それじゃ、促してあげないと」
梨「え……んんっ…」
右手を梨花の下腹部をさする。
ゆっりと下の方へと動かしていき、割れ目に到着する。
しゅっ、しゅっと割れ目に沿ってさすっていく。
梨「んんっ…あんっ……んああっ…」
トイレを我慢しているためか、弱めの刺激でもかなり感じている。
梨「やぁっ…んっ…だ…めぇ……出ちゃう…」
涼「…漏らしちゃってもいいよ」
ここはトイレだし、便器に座っているのだから問題ナシ。
それに拒絶の言葉を発しているが、こちらの手を止めようとせず、その刺激を受け止めるばかり。
梨「あっあっ…ゃっ…でちゃ…っ…でちゃぅっ……み…な…い…でっ……!」
ぴくぴくっと小さい震えを起こしたと同時に、割れ目から黄金の色をした小水が流れ出てくる。
勢いよく放たれた小水はしばらく出続け、終わる頃には梨花はくてっと涼に身体を預けていた。

出かける準備の最中、口ゲンカ。
梨「あんたねえっ、何もあそこまでする必要は無かったでしょ!?」
涼「…あそこまでって…どこまで?」
梨「………出るって言ってんのに手を引っ込めなかったとこまで…」
小水が出る瞬間まで割れ目を愛撫していたため、出た時にはすでに遅く、小水は涼の手を汚していた。
涼「別にばっちぃとは思ってないよ」
梨「蝿が乗ったシチューがばっちぃと思うのに!?」
涼「梨花さんのだし平気だもん」
梨「……べ、別に嬉しくなんかないんだからね」
ベタというかわかりやすいというか。
素直ではないコメントだった。

買い物に出発。
肝心の移動手段は電車。
目的地の駅は2つ程先にある。
電車の中は満員だった。
ぎちぎちだったため、ドアによりかかるような状態だった。
2つ先なのでこの状態が続くのは10分もかからない。
1つ目の駅に止まり、再び発車。
密集地獄はすぐに終わる。
そう思っていた矢先、あの時限爆弾が発動した。
梨「…ん………」
ぎゅうっとこちらの袖を握った。
こんな状態で発作が起きた。
涼「こ、ここではまずいだろ」
小声で我慢するように言ったが、
梨「んんっ……」
さらにぎゅっと握ってくる。
……止むを得ないか。
梨花の身体をこちらの引き寄せ、片腕で抱く。
残った手を梨花のジーンズの中に突っ込む。
梨「!……っ…」
梨花の顔を胸元にくっつけてるので声はまったく出ない。
ある意味満員なのはラッキーかもしれない。
ガラガラだったら逆に見つかってしまうだろう。
梨「んん…んっ…んんんっ…」
次の駅に着く時間はあまりない。
申し訳ないが荒くするしかない。
ジーンズの中に突っ込んでいた手を一気に動かす。
電車の動く音でまったく聞こえないが、もし清音だったら淫靡な音が響いただろう。
梨「んっ…!んんんっ…!んーっ…」
梨花も強い刺激で声が出そうになるが、懸命にこらえている。
その時、車内アナウンスが流れる。
次の駅に到着するようだ。
もう時間は無い。
指の愛撫をさらに激しくする。
梨「んんっ…んぁっ…ん…んぅっ…」
梨花の割れ目の上の突起をきゅっとつまんだ。
梨「っっ……!…ぁっ……ん…んんんっっっ……!」
びくっと震えを起こした。
その直後に、車窓に駅のホームが見える。
ゆっくりと減速し、停止。
プシューという音と共に、すぐ側のドアが開いた。
そのまま、梨花を連れて電車から降りた。

なんとかまあ買い物は終わり、再び駅に向かう。
梨「さっさと帰るわよ。また電車でしたくなるのもイヤだからね」
涼「わかってるよ。ガラガラだったら大変だし」
梨「あたしはそういう意味で言ってんるじゃっ……」
梨花の会話が途中で止まった。
それと同時に、袖をぎゅっとつかむ。
涼「……また?」
しかもここは街中。
路上ではどこをどうやっても無理。
梨「…だって……どうしようも…ないわよぉっ…」
せつない声を出しつつ、さらに袖を強く握る。
涼「そんな事言っても……ん?」
数メートル先に細い路地を見つけた。
一人がやって通れるぐらいの隙間。
涼「……あそこなら…」
梨花を連れて、細い路地に入っていった。

梨「こんなかっこ…やあっ…!」
梨花が嫌がる体勢とは、立ったまま片足を涼の肩に乗せ、大股開きになっているジーンズのファスナーを下げ、下着を横にずらしてそのまま挿入する形だった。
涼「声出したら、みんなに気づいちゃうよ」
梨「っ…!…んっ、んっ、んんっ…!」
羞恥心でいっぱいで、言われた途端に自分の手で口を押さえる。
涼「…梨花さんの中、すごいぐちょぐちょだな。露出プレイが好きなのかな?」
梨「ばっ…ばかぁっ…!クスリのせいだもんっ…!」
とはいうものの、トイレの時や電車の時よりも濡れている。
涼「長引くとみんなに気づかれるから、ちゃっちゃと終わらせるよ」
ちらりと誰かに見られたら完全にアウトなのでここは早く終わらせる。
動かすスピードを速くする。
梨「やっやっ…はやぃ…よっ…ああっ…あぁっ…」
梨花も限界に近い。
梨「だめぇっ…もお…っ…やっ…ゃぁっ…」
涼「くっ…」
精を中に放つ。
梨「んっ…!……んんんんぁぁっっ……!」
びくびくっと震えを起こし、上がったままの足をずるずると落とし、くてっと涼にもたれる。
涼「ちょっとだけ…こうしてよっか」
梨「ん…」
ぽふぽふと背中を撫でて、梨花が一息ついた後、駅へと向かった。

なんとか自宅に辿り着き、夕食に。
隣の部屋で新聞を読んでいた。
トントントンと小刻みに包丁の音が聞こえる。
しばらく包丁のトントンという音が続く。
しかし、途中で止まった。
切り終わったと思ったが、別の音が聞こえた。
ガシャン。
何かを落としたような音。
涼「…梨花さん?」
滑らして何かを落としたのだろうか。
台所に向かうと、梨花が流し場によたりかかっていた。
涼「梨花さん!?大丈夫!?」
梨「んんっ……そうじゃないの……」
ケガをしたわけではなかった。
また発作が起きた。
涼「そっか、ケガじゃなくて良かったよ」
梨「よくないわよっ…また……したくなっちゃったんだから…」
熱っぽい目でこちらを見る。
涼「了解」
梨花の穿いているジーンズに指をかけ、下着ごとおろしていく。
だが、全部脱がすのではなく、膝の辺りまでにした。
梨「やっ…動けないじゃないっ…」
このままではろくに足を動かせない。
涼「それがいいの」
梨花の姿を後ろから眺める。
白のセーターにピンク色のエプロンをつけ、下は何も無し。
涼「……エロイなあ、梨花さん」
梨「しっ…下はあんたがっ…んやあああっ…!」
そのままの体勢で後ろから挿入する。
梨「ひゃあっ…んゃぁぁっ…ああんっ…!」
外ではないので思う存分声が出せるためか、いつもに比べると声の荒さが目立つ。
涼「梨花さん…すごい声だね…」
梨「だっ…だってぇ…んにゃぁぁっ…やぁぁんっ…ああっ…」
涼「じゃあ…もっと聞かせてよ」
挿入の際の打ち込みをもっと強くする。
梨「ふゃああっ…ああぁっ…ゃああっ…ひゃああっ…んん…ああんっ…ああぁぁぁっ…!」
梨花の絶頂が近いようだ。
こっちも限界。
涼「梨花さん…出すよっ…」
梨「うっ…ん……だし…てぇっ…!」
精を放つ。
梨「んあっ……あ…あ…ああぁぁっ……!」
絶頂を迎え、ぶるぶると痙攣を起こす。
梨花の中から自分のを抜く。
梨「は…ぁ…はぁ…」
ずるずると身体を崩し、へたりとその場にしゃがみこむ。
梨花の中から自分の液と涼の精が混じったものが中途半端におろされたジーンズにぽとっ、ぽとっと落ちていった。

とにもかくにも夕食は済み、夜。
時計を見た。
媚薬を飲んでから1日が経過した。
この手のタイプの薬は24時間で効果が切れるはず。
これで梨花さんも元に戻るわけか。
涼「あー、疲れた」
よく考えるとこちらはドーピングは一切ナシ。
よくもまあ耐え切れたものだ。
涼「………」

寝室に入ると、声が聞こえる。
梨花の声。
梨「んっ…はあ…はあ…ああんっ…」
嬌声。
薬の効果は切れたはず。
掛け布団を外すと、梨花は全裸。
しかも、一人で自らを貪っていた。
涼「梨花さん、どうしたの?」
梨「わかんないっ…すごくっ……からだが…っ…あついのおっ…」
今までの中で今回の発作が一番激しい。
どういうことだろうと、媚薬の説明書を改めて読む。
涼「えーと…『最後が一番激しくなります』……そういうことか」
つまり、梨花の発作はこれが最後。
涼「なるほどね」
梨「りょおっ……おねがいっ…」
一人ではもはやこの疼きは止められなかった。
涼「お任せを」
自分のを梨花の割れ目にあて、一気に挿入。
梨「ふゃっ……あああぁぁんんっっ!」
入れた途端、びくっ、びくっと痙攣を起こす。
早くも絶頂を迎えた。
涼「梨花さん、感じ過ぎ」
梨「だってっ…だってぇっ…ほしかったんだもんっ……」
しかし梨花はまだ物足りない様子。
すぐさま動かし始める。
梨「ひゃああんっ…また……きちゃううっ…!」
梨花はまたしても絶頂を迎えようとしている。
梨花の中で一気に涼のを締める。
涼「梨花さんっ…出すよっ…」
精を放つ。
梨「ひゃああんっ…ふゃ…ああぁぁぁんんんっ……!」
再び絶頂を迎えた。
梨「はぁ…はぁっ…ふぁぁ…」
涼「ふう…」
梨花の呼吸は荒いものの、さっきよりは穏やかだ。
峠は超えたようだ。
涼「……」
涼は今回の騒動を改めて考えた。
……ちゃんとお仕置きをしないとね。
涼「ねえ、梨花さん」
梨「ふぇ…な…なに…」
ふにゃふにゃになってる梨花に話しかける。
涼「どうして俺はこんなにタフなのか気にならなかった?」
梨「……そういえば…」
本番は全部で3回。
それも2、3時間置きにしている。
ある程度回復するが、完全に回復するのは無理。
涼「…さっき俺が以前のアレを飲んだとしたら?」
アレというのは前回使われた媚薬である。
つまり、今はほどよい具合に野獣になっている。
梨「え……あ…ぅ……」
弱っている獲物を見つけたらどうなるのか。
答えは小学生でもわかるだろう。
梨「やあっ…まっ…待って…」
梨花がベッドから逃げようとする。
だが、へろへろでろくに動けない。
涼につかまるのは時間の問題だった。
涼「子猫ちゃんにはちゃんとお仕置きをしないと」
梨花の割れ目に再び挿入した。
梨「らっ…らめぇぇっ…これ以上したらっ…ふきゃああっ…!」
梨花の言葉を無視して、自分のやりたいように動かす。
梨「ゆる…ひてぇっ…こわれひゃ…うのぉっ…」
涼「…見てみたいな…梨花さんが壊れちゃうのを」
もはや梨花の言葉は興奮剤のようにしか聞こえなかった。
梨「ひゃっ…らめっ…らめてぇぇっ…」
涼「そろそろっ…一回目かな…」
一回目。
つまり、二回目とか三回目があるわけで。
梨「もおっ…やめてぇっ…おねがいっ…」
涼「くっ…」
精を放つ。
梨「あぁぁぁっ…おなか…いっぱいなのに……」
梨花の中から抜くと、ごぼっと先程放った精が逆流してあふれ出てくる。
涼「こっちは満タンか」
梨花のお尻を持って、ぐっと蕾を開く。
梨「やぁっ…そっちはちがっ…」
梨花の抵抗むなしく、一気に挿入。
梨「っ…にゃぁぁぁっっ…!」
涼「すごいな、梨花さんのお尻、きゅっきゅっと締めてくるな。お尻の方が好きなのかな」
梨「やだぁっ…そんなこといわないでっ…!」
半べそで状況を拒絶する梨花。
梨「もおっ…こんなことしないからっ…ゆるしてっ…!」
とうとう反省の言葉が出る。
涼「だーめ」
しかし涼は一向に許さない。
梨「ごめんなさいっ……ごえんなさいぃっ…!」
一方的すぎる展開に遂に謝罪の言葉も出た。
涼「んっ……」
射精感を感じ、梨花の蕾から引き抜く。
そして、梨花の顔に近づける。
梨「ひっ…な…なに…」
自分のを梨花の唇に押し付ける。
梨「…ん…んんっ…」
梨花は抵抗しようとせず、涼のを口内に招き入れた。
その途端、梨花の頭をつかむ。
してもらう必要は無い。
自分のやりたいようにする。
反省してもらわなければならないのだから。
梨花の頭をぐいぐいと動かす。
梨「ふぐっ…んぐっ…んんっ…」
梨花が苦しそうな声を出す。
射精感が直前まで来ていた。
涼「梨花さんっ…飲んで…!」
梨花の口をぐっと根元まで押し込む。
梨「んんっ!んんんっっ…!」
梨花の目からぽろぽろと涙がこぼれる。
そのままの状態で精を思い切り出す。
口内に出すというより、喉元に直接流し込むという方が近かった。
梨「んんんっ!ん……んん…ぐっ…んぐっ…」
本来なら吐き出したいのだが、我慢して飲み込む。
それが自分の罰。
全て飲み込んだのを確認して、梨花の口から抜く。
梨「………」
梨花はうつむいて泣く。
梨「…ごめん…なさい…」
梨花の頭を撫でる。
涼「シャワー、浴びよっか」
梨花はこくんとうなづいた。

梨「んっ…ちゅ……」
シャワーに打たれながら、2人はキスをしていた。
そういえば昨日から今までキスをしていなかった。
媚薬騒動でそれどころではなかった。
涼「…お尻、大丈夫?」
無理矢理入れたため、どこか切った可能性もある。
梨「ん…まだ変な感じだけど大丈夫」
涼「そっか…ごめんね…」
梨花にキスをする。
梨「…優しいね、涼」
涼「梨花さんだから、だよ」
梨「…そういうのって直接言われると照れるんだけど…」
たまらず梨花はてれてれの状態になる。
涼「これは俺の本心だよ。梨花さんは?」
梨「……好き」
梨花がお返しにキスをしてきた。