反則行為

綾の母「どうなの?涼君との夜の営みは」
綾「えっ……んぐっ………」
食べていた饅頭が喉につまった。
どんどんと胸を叩き、つまりをなくす。
綾「お……お母さん何を言い出すの!?」
綾の母「もう新婚もそろそろだと思うから、えっちもマンネリになってると思うから……」
綾「マンネリ………」
だが、思いだそうとすると、いつものパターンというのがない。
綾「それはないですけど…」
綾の母「でも、結婚してだいぶ経つから、そろそろ新しい刺激が必要だと思うけど?」
綾「新婚の基準ってある?」
綾の母「そうね……まあ2日に1回という割合ならまだ新婚だと思うけど」
綾「……………………」
綾の母「…もう新婚はしてないの?」
綾「い……いえ…………」
綾は真っ赤になりつつ頬をぽりぽりとかく。
綾「その………思いっきり逆です」
…………そういう事か。
綾の母「まあ………思いっきり新婚でもさすがにいつかは飽きると思うから、明日か明後日にでも別の方法でやってみたら?」
綾「別の……方法?」
綾の母「例えば、下着の色とか、パジャマ以外とか」
綾「パジャマ………以外…………」

2日後。
つんつん、と綾の首をつつく。
涼「…いい?」
綾「……うん」
妻の了承を得て、夜は情事となった。

で、夜。
そっとキスをする。
綾「ん……」
キスをしつつ、ふとももの辺りを指でつつ…となぞる。
綾「ぅんっ………」
今回はやり方を変えて、下のパジャマから脱がす。
マンネリを回避するためだ。
そうすれば、お互いにマンネリ感を感じない。
下のパジャマを脱がすと、黒い何かが見えた。
……黒の下着?
……………まあ、以前見たから別に問題ないが。
2度目なので衝撃はない。
が、よく見ると、黒の下着ではないことがわかった。
半ズボンのようなものだった。
しかも、色も黒というより藍色のようだ。
…………見に覚えのあるものだが…………………………………わからない。
上も脱がせば判明するかもしれない。
上の方のパジャマのボタンを、襟元から外していく。
最初の1つ目を外すと、白の肌着に近いものがあった。
それは首襟の部分だけが下の方と同様の藍色だった。
…………………まさか……。
……いや、まさかな……………。
でもまさかって場合も…………………………。
……残りのボタンを外せばわかるか。
プチプチプチと残りのボタンを一気に外していく。
そして上の方のパジャマがするりと落ちた。

涼「…………体操服?」
そうとしか言いようがない。
で、下の藍色ってぶるま〜?
綾「あ…………マンネリになりそうだから………その………………どうですか?」
涼「……………………………………」
綾「……涼さん?」
涼「…………………うっ」
鼻血が出た。
綾「だっ、大丈夫ですか!?」
涼「反則だよ…………ぶるま〜は」
首をトントンと叩きつつ、そう言った。
だが、そうは言いつつも新鮮味を感じたのは言うまでもない。

後書き

イメクラと化しました(笑)。
このネタがceres氏にうけたら似たようなものをやりたいと思います。
まあおそらく『こんな変なモン書くなアホンダラ』と言われると思いますが(苦笑)。
インフィニティの『魂の意味』でブルマの色は赤だったけど?というツッコミがあると思いますが、勘弁してください(笑)。
それでは次回にて。