チャイルドパニック4

綾「んっ……ふぅ…っ…」
今度は首元。
綾「ゃっ……ん……ふ…っ」
手首の所に手を当て、脈拍を測る。
……だいぶ早い。
そろそろいいだろう。
ベッドの奥に入れたあったモノを取り出す。
そしてそれを、綾の指にはめた。
綾「え…」
突如、ぼわんと煙が出てきた。
あの子供になる指輪だった。
煙が止むと、綾は子供になっていた。
綾「えっ…どうしてですか?」
この指輪の効果を解除するには、興奮しなければならない。
つまり、行為の最中に必ず戻ってしまうわけだ。
おそらく、綾はそのことを言っているのだろう。
俺はくすっと笑った。
涼「……戻らないよ」
綾「えっ…」
涼「俺の推測だと、興奮するんじゃなく、正確には心拍数が高くなると元に戻ると思う。そして俺はこの心拍数の高さに注目したんだ。指輪をはめた時点の心拍数よりも高いと元に戻るんだ。つまり……」
綾の今の姿を見た。
びくっと綾が動く。
小さい背。
華奢な身体。
小さな胸。
白い素肌。
涼「指輪をはめた時にかなり心拍数が高ければ最後までやれるっていう寸法さ」
綾「やぁ…っ…」
………と、いかん、怖がらせたか。
まあ、この状態でやろうとしているんだからそれもしょうがないか。
綾をひょいと抱き上げ、ぽんぽんと頭を撫でる。
涼「大丈夫。痛い思いはさせないよ」
綾「でも……」
まだ綾は震えている。
涼「俺が今まで、綾に痛い思いをさせた事ってある?」
綾「………………ないです」
涼「それに、かなり気持ちいいと思うけど」
綾「…………りょうさんのばか…」
さてと、かわいがるとしますか。
首元を舐める。
綾「ひゃっ………ゅんっ……」
可愛いらしい鳴き声で返事が来た。
すでに感度が高まっているのでその辺りをいじる必要はない。
だが、『かわいがる』事を前提としてるのでその辺は関係なし。
ま、ようするに弄ぶとでも言いましょうか。
綾「ゃ…っ……やぁ…ん……」
ひょいと腕を上げ、脇の辺りに顔を近づける。
綾「らめぇ…そんなとこ……ふゃぁ…」
涼「汚くはないよ。それに…いい匂いがする」
ぺろっと舐める。
体臭の匂いだろうか。
甘いミルクのような香りがした。
とにもかくにも今回の行為は綾そのものを楽しむため。
声だけでなく、体そのものも楽しみたかった。
さて、そろそろメインをいただくか。
右手をそっと胸の辺りに手をまわした。
胸そのものの膨らみはなかった。
せいぜい中心にある突起がある程度。
だがこれはこれでいい。
そっと突起をつまむ。
綾「ふぅ…んっ…!」
胸が小さい方が感度がいいと言うが、正確には小さいからこそダイレクトに感じるからだ。
これだけ小さいと性感帯というそのものに愛撫をしているようなものだ。
綾「ふ…にゃあ………ゃん…」
猫のような甲高くてかわいらしい声で鳴く。
普段は聞かないような声だ。
こうもかわいいともっと鳴かせたいと思ってしまう。
今度は両手で胸を愛撫する。
綾「みゃっ…!…ふにゃ……あぁっ…」
指の腹で軽く押したり、ほんのすこしだけ捻ったり。
喘ぎ声と一言で済ませてしまうのはちょっと問題あり。
微妙に鳴き声が違う。
それを調べたいのも山々だが、
綾「は…ぁ……きゅ…っ…ふみゃ…ぁ…」
だいぶ声が荒くなってきた。
そろそろ絶頂に近い。
だが、俺はそんな事をさせない。
今日はじっくりとかわいがりたいからだ。
このまま軽く絶頂を迎えさせる。
そうすればまだ心拍数もそこそこの高さのままで元に戻る事はないはずだ。
両手で同時に突起をきゅっとつまんだ。
綾「ふゃ…ゃぁぁっ………」
ぷるるっと軽く震えた後、こちら側にぽてっともたれた。
だが、まだ元に戻ってはいない。
どうやら軽く絶頂を迎えてもまだ元には戻らない。
やはりかなりの心拍数が高くないとダメのようだ。
ま、都合通りだけど。
再び突起をきゅっとつまんだ。
綾「ふみゃっ!……ゃ…ぁ…」
途端、びくんと動く。
軽い絶頂なのでまだ本人にも余力があるようだ。
普段だったらくてっとしたままのため(余程溜まっている場合は別)、第2ラウンドがない。
今回はまあ俺がまだ1発もしてないんですけど。
ちょっと綾にはかわいそうかもしれないけど、もう少し頑張ってもらいますか。
手で胸を堪能したので今度は口。
かわいらしい突起をそっと口で挟む。
綾「ふみゃっ………きゅ…ふぅ……」
舌先で突起を押す。
綾「ふゃっ……ゅっ…」
今度は甘噛み。
綾「あっ…!……やあ…!」
さらに強く噛む。
綾「いっ……ふ…っ…」
ちょっと痛かったかな……。
その傷を治すかのように舌でそっと舐める。
綾「ふに…ゃっ……ぁふ…っ…」
残った方の胸も大事に手で揉む。
綾「みゃ…あっ…ふぇ……ん…っ…」
そして舌は徐々に胸から下へと移っていく。
腹部、へその下、そして、
綾「みゃっ……あ…あーっ…!…」
甲高い声を発した。
かなり敏感になっているようだ。
少しポイントをずらして、その周りを舐める。
綾「きゅ…っ……ふゃ…っふ…」
……いつもだったら恥ずかしがって嫌と言うのだが、今回は何もこない。
子供になっているという状況のためか、それとも先程絶頂を迎えたからか。
…………ま、おかげで綾を堪能できるわけだけど。
割れ目を親指と人差し指でゆっくりとそのスリットを開ける。
そしてその中心に舌を差し込む。
綾「きゃ…ぁっ……やぁ…んっ…!」
緩急をつけた舌を中で動かす。
その度にかわいらしい嬌声が綾の口から漏れる。
……もう愛撫はいいだろう。
問題は次だった。
入るかどうか。
綾そのものが幼くなってしまい、受けとめる部分も同様だ。
……まあ、無理にはしない。
それは小さくした罪だと思う。
自分勝手でやろうとした罰だと思う。
ただ、綾が欲求不満の状態で終わらすのは酷だろうからきちんと後始末はする。
ひょいと綾を抱き上げ、こちらの腿の辺りに乗せる。
騎乗位ならば綾そのものを動かす事ができるし、何より綾の状態もわかるのでいい事づくしだ。
涼「入れるよ…」
綾「ふぁ……はい……」
念入りに愛撫したのである程度はいけるはず。
綾を持ち上げ、ゆっくりと挿入部分へ下ろす。
先端部分が入り、そのままゆっくりとだが入っていく。
だが、きつい。
きつきつの状態だ。
動かすと綾に来るのは快楽ではなく苦痛だろう。
試しに動かしてみるか。
腰の辺りを持って、ゆっくりと動かす。
綾「んんっ…!……ぅぁっ……」
涼「大丈夫か?」
綾「い、いたくはないですけど……くるしいです」
……どうするか。
痛いと言ったら即やめる予定だったが、この場合はどうするか。
…。
綾「つっ、つづけてください……」
涼「えっ…」
綾「わたしはだいじょうぶです…………それに………りょうさんがきもちよくないじゃないですか……」
涼「……」
綾「わたしならだいじょうぶですから…」
涼「………わかった。でも、嫌なら絶対に嫌って言ってくれ。これは綾のためなんだ」
綾「わかりました……」
まずゆっくり動かす。
綾「んっ…んんっ…」
綾の苦しい言葉が胸に刺さる。
だが、それを無視して動かす。
綾「ん……ぁっ…」
涼「うっ…」
きついためか、かなり締めつけてくる。
かなり早く終わりそうだ。
ただ、先に終わってしまっては男としての問題があるし綾にもかわいそうだ。
少しだけ早く動かす。
綾「んゃっ……っく……」
動かしつつ、小さな胸をゆっくりと揉む。
小さな突起にもちゃんと。
綾「みゃ…ぁぅっ……にゃぁぅっ…み…ぃっ……」
綾の方も若干ではあるが苦痛が和らいでいるようだ。
このまま絶頂を迎えさせる。
大きく動かす。
綾「ふゃっ……みゃっ……ゃぁっ……あぁっ…」
突くたびに嬌声が漏れる。
かなり声が高いのでそろそろだ。
涼「あ…やっ………もう……」
綾「わっ……わたしも…ぉっ…」
一気にスパートをかける。
綾「にゃっ……ふゃっ……あっ…にゃ…ぁあっっ…!」
綾がふるふると痙攣を起こし、そのまま後ろにゆっくりと倒れた。
綾の中から抜き、くてっと倒れている綾に精を放つ。
ぼたっ、ぼたっと白く濁った液体が綾の腹部にかかる。
同じ白である綾の透き通った体とは正反対に醜かった。
そして、綾の体から煙が出た。
煙が止んだ時には元に戻っていた。

涼「さて、とっ…」
ひょいと綾を抱き上げる。
綾「えっ……」
ふにゃふにゃの状態ではあるが意識はあるようだ。
涼「汗かいてるんだ。ちゃんと洗わなきゃ風邪をひいちゃうよ」
綾「で、でも……」
涼「こんなにぐったりしてるんじゃ一人で洗うのは大変だろ?」
綾「う……」
涼「だ・か・ら、俺が洗ってあげる」
ボッと赤くなった。
ま、大人に戻ってもこういうところは相変わらずで。

後書き

綾「ふみゃっ……にゃぅっ……」
かわいく鳴いている綾の口に指を2本差し込む。
綾「ぅむっ……ぁむっ…」
温かい。
ぬちゃっとした口内が気持ち良かった。
舌の辺りを指で、まるで自分の舌のように絡める。
綾「ん……」
ぺちゃ、くちゃっ、という淫猥な音がする。
その音が、綾の口内を犯している実感を得た。

↑の文章は口内陵辱という事で使おうかと思いましたが、さすがにこれはダメという事でボツになりました。
まあここで書いたら本文で書いてるのと同じなんですけど(爆)。
……書いてる途中で気がついたんですが、この作品が今まで書いた18禁系統で一番のようです。
Hシーンの長さも今まで一番ですし、Hシーンの濃さも一番ですし、一番マニアックですし(笑)。
今までの見てみるとだいたい5ページぐらいなのですが今回は6ページ!
にゃあにゃあ鳴かせたりみゃあみゃあ鳴かせたりしたのは…………スミマセン、趣味です(笑)。
今年の問題作大賞にノミネートしそうですな(笑)。
とりあえずまあ20禁ですけどこってりとした18禁を書きましたのでしばらくはこういうのは書かないと思います。
それでは次回にて。