KISS -9th-

涼「ふー………」
シャワーを浴び終え、体の汚れを落とした。
体を拭き終え、パジャマに着替え、綾の部屋に行く。

部屋の前に着き、コンコンと戸を叩く。
涼「綾〜、出たよ」
だが、返事がない。
いるはずなのだが。
涼「綾〜?」
いないのだろうか。
一応、中を見てみることにした。
涼「綾、開けるよ」
戸を開け、中の様子を見る。
ソファに横になって寝ている綾がいた。
寝ちゃってるか……。
綾のそばに座り、ぽんぽんと叩く。
涼「綾、寝るならベッドで寝ないと風邪ひくよ?」
だが、綾は起きようとはしない。
まあ、風邪はひかないと思うが、ソファで寝るよりもベッドで寝る方が気持ち良く寝れると思うのだが………。
涼「綾、起きろって…」
再びぽんぽんと叩く。
涼「起きないと、キスしちゃうぞ」
…………起きない。
涼「風邪…ひくよ」
綾の額にキスをする。
綾「ん…………」
おっ、起きたか?
綾「……もう…食べれません……」
一体何の夢を見ているのやら。
食べれない、か。
そっと綾に耳打ちする。
涼「起きないと、食べちゃうよ?」
そっと口元にキスをする。
不意に、昨夜の情事を思い出した。

君にキスしていた俺。
続けて頬に。
体中にキスをして、俺はいつも君を食べ尽くそうとしている。
指先に優しくキス。
全部―――
全部、食べたのに。
全部、奪ったのに。
どうしてだろう?
こんなにも……………
別の指にキス。
涼「綾……早く起きなよ…………じゃないとさ…」
ブラウスのボタンを上から外していく。
そしてブラウスを肩の辺りまで脱がす。
涼「俺に全部、食べられちゃうよ?」
首、肩とキスをしていく。
まるで全身食べ尽くすかのように――――――――

後書き

…………………………ははっ(苦笑)
元ネタは何も言わんといてくださいね(笑)。
さて、音ゲーの作品数を超えました。
10thも出そうな感じです。
ネタはまったくありませんけども(苦笑)。
それでは次回にて。